高3生の質問
2021年05月08日
「先生、質問いいですか?」
「いいよ」
「この問題の解説の5行目までは分かるんですけど、6行目のところから分かりません。」
「どれどれ・・・。これね。」
というやり取りの後、疑問点を解消すべく説明するわけですが、だいたいの場合には、最後まで説明しません。
というのは、私が説明する途中で、
「あっ、」 とか、 「そうかっ、」
と納得して、それ以上説明する必要がなくなるからです。
そう口から出るということは、その解法を知っているわけで、解く際には気づかなかったということです。高1・高2の段階で学習している内容ですね。
ですから、高1・高2生には、特に、定期テストの際に、テスト範囲の問題は、完全に理解しておくように常に言っています。定期テストの時に、一夜漬けで勉強してしまったら、恐らくその先困ることになってしまいますので。
そういう意味でも、テスト前のみの勉強にならないように、日々の学習の重要性を説いています。ましてや、定期テストの過去問をやるなど、その場限りの勉強は、もってのほかです。