教科書こそ隅々まで
2021年05月25日
中間テストの答案が返ってくる頃でしょうが、高松高校、高松一高等に合格したこれまでの塾生は、教科書の勉強を重視していました。
テスト勉強というと、ワーク類、プリント類など、問題を解くことを優先しがちですが、まずは教科書です。教科書に載っていることに基づいて、ワーク類、プリント類は作成されています。ですから、教科書の内容を理解しておかないと問題も解けない訳です。
さらに、最近の教科書は、特に中学生の教科書は今春改訂されて、さらに内容が充実して興味を持てるように改良されています。いわゆる「ゆとり教科書」と比較したら、内容の濃さが分かります。私も教科書には目を通すわけですが、社会や理科はかなり深いところまで記述があります。難しいかな、という事柄でも、とても分かりやすく説明がされていて、中学生でも理解しやすいでしょう。そうした教科書に目を通すことで、単なる語句の暗記にとどまらない、背景知識も増えて、より理解が深まっていくのです。
これは、中学生のみならず高校生も同じです。問題演習の前に、教科書を見直すことは必要でしょう。