勉強でも、寄り道は大事
2021年10月09日
犬を散歩させてると、飼い主の思うように、道をまっすぐに進んでくれないことがあります。道端の草むらに寄って行ったり、脇道に入ろうとしたり・・・。でもこれって、犬は、「何かあるんじゃないか?」と思って、自らの意志で進んでるんですよね? 好奇心ですね。
で、「草むら行ってみたけど、脇道行ってみたけど、何もなかった、じゃあまっすぐに歩いていこうかな」と考えて、また飼い主の方へついてくる。もしかしたら、「今日はやめとくけど、明日は行ってみようかな」と思ってるかもしれない。
私も小学生の時に、通学距離が長いのに、余計に寄り道をして帰ったことも多々ありましたけど、楽しかったし、そこから得た学びも多かったです。学びと言っても、学校のテストに直接結び付くものではありませんが。
小中学生を見ていても、いろいろなことに興味関心があると、思考の幅も広がると思っています。例えば、国語の物語、小説の場面でも、場面が想像しやすいのです。野球の試合の場面、音楽の演奏会の場面、公園での鬼ごっこの場面、農作業の場面、昆虫を捕まえる場面、などなど、そうしたことに接したことがあると、問題文もすっと読めるはずです。
興味関心というのは、高校生くらいになると、ほぼ固定してしまうので、できれば、小学生のうちに、いろんな体験や情報に触れておくと、のちのち役に立つのではないかと思っています。