90% or 100% ?
2021年11月06日
勉強の取り組み方として、
「やるべき、覚えるべきものの90%をやってテストに備える」
のと、
「やるべき、覚えるべきものの100%を完璧にしてテストに備える」
のとでは、成果が全く異なってきます。
「90%」を取り組もうという場合には、最初から10%分がすでに除外されています。できなくていいというものを最初から、自ら設定しているのです。
一方、「100%」の方は、すべてを身に付けることを前提としています。
テストをやれば、もちろん「100%」型の方が得点はいいでしょう。「90%」型の方も、100点とはいかずともそれに近い点は取れるかもしれません。
しかし、長期的に考えると、やり残した「10%」分の未習得の部分が影響が出始め、徐々に得点力が低下することもあるはずです。
たかが、「10%」と考えていても、それが毎回常態化すると、積もり積もって、大きな失点源となり得るのです。
ですから、やはり毎回「100%」身に付けるという姿勢で取り組むべきで、そのためには、計画を立てて、長時間学習することも必要になります。