「国語読解解法の奥義」にて
2022年01月06日
冬期講習で、中学生向けの「国語読解解法の奥義」を開講しました。この講座は、どちらかというと、国語が苦手で、記述問題が書けない中学生向きです。
どうして書けないかというと、理由ははっきりしていて、書き方を知らないからです。書き方というか、読解問題の解き方、でしょうか。小学校、中学校と、ずっと国語を学んできて、恐らく教科の中ではトータルで一番授業時間数が多いはずですが、実は、「読解問題を解く」授業は、学校では、やっていないのです。やってるのは、恐らく読解であって、「問題を解く」のではないのです。
国語の教科書には、文章は載っていても、問題集のようにはなっていないはずです。準拠のワークがあったとしても、それは自学用で、学校の授業で説明されていないと思います。塾生のワークを見る限りでは・・・。
つまり、ほとんどの中学生にとって、国語の問題を解く解き方は、ほぼ自己流なのです。その自己流がうまくいってる場合には、点数が取れるわけです。
自己流ではなく、きちんとした解法で解く、ということを「解法の奥義」の講座で教えました。
すると、書き抜きではない読解問題も、スラスラと解答を書いていきます。しかも受講者全員、すべての問題を・・・。もちろん、多少手直しが必要なものもありますが、要点はつかめていました。
これまで、解答欄を空白にしていた記述問題が、空白ではなくなったというわけですね。もちろん、練習は必要ですが、苦手意識はなくなったのではないかと思っています。
この講座の受講後、受講生に感想も書いてもらいましたので、後日アップします!!