雑談力=語彙力かも・・・
2022年05月25日
中高生の授業中に雑談することはまずありません。
ですが、個別に指導している小学生の授業では、宿題のチェック、採点中に、雑談をすることがあります。
学校生活に関すること、最近の出来事などについてです。
「今日は、暑かったねえ~。運動会の練習は体育館? 体育館なら日光は当たらないから、ちょっとは、マシかな?」
というところから始まって・・・・
「真夏の暑い同じ気温でも、運動場の上には裸足で立てるのに、プールサイドのコンクリートの上はあつくて同じように立てないのはなぜ?」
みたいな話に行きつきます。 そこまでの途中の会話も、私の問いかけにどんどん答えて、会話が進みます。
私も学年相応の言葉を用いて話しますが、小学生同士の会話よりも多少難しい言葉も用います。その際に、会話が進むということは、その言葉を聞いて理解しているということです。その言葉を知っているということですね。
語彙力が十分でないと、話しかけられた言葉を聞いて、「?」となって、話が一旦止まります。そうしたことが生じないということは、語彙力がある、ということだと感じています。
文字を見て分かるというのは、時間をかけて考えることも可能ですが、聞いて分かる、というのは、その一瞬で判断しないといけないので、本当に知っていないとできませんね。
そういう意味では、見て、読んで理解する力を身に付けるとともに、聞いて理解する力を身に付けるためにも、ラジオは活用できると思っています。