模試で大事なのは、「合否判定」ではなく、「復習」
2022年05月31日
中3生、高3生ともに、これから受験まで、模試を受験していきますが、大事なのは、「合否判定」ではありません。
「A判定だった」
「80%だった」
「E判定だった」
・・・・
これって、その模試での判定です。本番もその通りになるわけではありません。
大事なのは、間違った問題の復習。
まずは、何も見ないでもう一度解いてみる。模試受験の際に解けなくても、それから時間は経過していますので、解けるようになっている場合もあります。解けないようなら、解説解答で、確認。解答を写すのではありません。どうしてその解答になるのかを、解説を読みながら確認します。
もちろん、正解したところも解説解答を見ながら、再確認は必要です。別解はないか、考え方は合っているか、確認ですね。
本当に自分の力になっているかどうかを確認するために、間を空けてもう一度解きます。1か月後、2か月後、半年後・・・、いつでも解けるようになっていれば、自分の力になっています。
はっきり言いますけど、模試の復習をやっていない受験生って、意外に多いんです。そういう受験生にとっては、模試を受験する目的が、「合否判定」の確認、だからですね。
ですから、「模試の復習」をするだけでも、ライバルに大きく差をつけることができるのです。
それに、模試に出題される内容は、重要だから出題されるのであって、その内容を習得すれば、より合格に近づけます。
自らの弱点を客観的に分析してくれている模試を活用すべきです。