「定期テスト」で差がつくのは、難問ではなく、基本問題
2022年06月02日
「定期テスト」は、教科書の学習内容の理解状況を確認するテストですから、平均点が極端に低くなるような難度の高いテストではありません。一度は見たことのあるような問題がほとんどです。
ですが、それでは生徒間の差が出ないので、難問が出題されることもあります。
そうした場合に、点数の差がつくのは、その難問ができたかどうか、ではありません。
その難問を解くには時間がかかることも多いものです。そして、見直しも十分にできないまま、テスト終了。
で、テストが返されたら、最初の方の基本問題でミスが・・・。
はい、差がつくのは、その基本問題を確実に正解できているかどうか、です。難問は、正解していない人が多いので、実は差があまりつきません。それよりも、誰もが正解する「基本問題」を、確実に正解しているかどうか、です。
見直しをする時間がなくて、見直しができなくても、きちっと「基本問題」を正解できるようにするべきですね。