現役生は直前まで伸びる
2022年10月12日
高3生は、10月は模試ラッシュで、ほぼ毎週のように模試があります。
結果は、約1か月後に返ってきます。ですが、その返された結果だけで、受験校の合格可能性を判断するのはまだ早いです。
確かに、同じ問題で受験した中での成績ですから、その時点での相対的な成績は出ます。ですが、あくまでも途中経過。「共通テスト」までは、まだ3か月。国公立2次試験までは、4か月あります。現役生は、最後の最後まで、入試直前まで、成績は伸びる可能性が大いにありますので、今の時点の成績で、合格する可能性が高い、低いを判断するのは早いのです。
また、国公立2次試験、私立一般入試は、それぞれ大学ごとの独自問題での入試です。一方、模試は、標準的な問題で行われています。標準的な問題がよくできていても、大学ごとの入試傾向に沿った学習をしないと、入試本番では思うようにいかないこともあります。逆に言えば、国公立2次試験、私立一般入試は、過去問分析が重要ということです。
いずれにせよ、入試直前まで合格を目指して勉強することによって、現役生は合格に近づいていきます。そうした勉強に集中して取り組めるよう、学習環境の維持、体調管理が保護者の役目かなと思います。