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暗記だけで通用しますか?

2023年04月04日

中学生の「定期テスト」は、日頃の学習の理解度を確認するテストですので、極端に難しい問題は出題されません。平均点が50~65点前後になることが多いと思います(もちろん、学校により、教科により差はありますが)。

 

そういうテストですので、理解が順調にできている場合には、高得点が取りやすいです。

暗記さえしていれば、高得点が取れるものもあります。暗記自体は必要なことですから否定しませんが、暗記だけで終わってしまっては、その先の勉強に結び付かないこともあります。また、テスト直前の暗記だけでは、すぐに忘れてしまうこともありますしね。

 

で、ここ最近よく聞かれたのが、

「学校の成績表を見ると、95点以上に何十人もいるんですが、これは学校の生徒のレベルが高いんですか?」

ということ。

 

 

点数だけ見れば、確かに高得点者は多いです。みな勉強したのは間違いありません。ですが、はっきり言いますが、

「問題が簡単です。」

そのくらいの点数は取れて当たり前、というレベルの問題です。

 

どうしてそんな問題をテストにするのか、その理由は私には分かりますが、敢えてここでは書きません。

 

「定期テスト」で高得点を取っても、易しい問題なのですから満足はしていられないということです。現に、「診断テスト」の点数はどうだったでしょうか? 「定期テスト」みたいに取れたでしょうか?

 

今春の公立高校入試も、数学や理科は、例年よりも難しかったです。特に、数学。解法のみの暗記では解けない問題が多かったです。

 

TOP進学教室の授業で行っている「個別演習型指導」では、まず自分の力で考えて問題を解きます。最初から、こちらから教え込むことをしません。まずは、自分で考える。分からない、解けないときには、少しずつヒントを与えて、自分で考えさせます。即効薬みたいに、急に点数は伸びませんが、自分で考える習慣が身に付き、徐々に力が伸びていきます。

 

そうした学習を、1年、2年、3年・・・6年と続けることで、国公立大学、難関私大の合格につながっているものと実感しています。


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