「校内実力テスト」対策
2023年08月31日
高校の「校内実力テスト」が、どの高校も終わりました。
「校内実力テスト」が近づくたびに、それに向けての勉強法を聞かれます。
「出題範囲が決まっている」なら、まずは、その指定された参考書、問題集、プリント等を勉強すべきでしょう。そして、単に勉強するだけではなく、自力で解けるようにすること。これに尽きます。事前に範囲を勉強したけど、テストでは解けなかった、というのでは、勉強した意味がありません。勉強する以上は、どれを出題されても解ける状態までもっていくことです。
そして、「出題範囲が決まっていない」なら、普段使っている問題集で、以前に解いて間違った問題を解きなおす、それに関する内容を教科書、参考書で勉強しなおす、というのが、すぐにできる勉強です。ですが、本来は、日々の学習を積み重ねていれば、そうした勉強はしているはずなので、「校内実力テスト」があるからといって、特別にすることでもないはずです。
高校生で学年途中から通塾を検討する場合で多いのが、「成績が下がってきたから」ですが、その原因のほとんどが、「日々の家庭学習不足」です。国公立大学、難関私大を目指すなら、1日に1~2時間の家庭学習では大幅に不足しています。原因は明らかなのですから、まずは、家庭学習の時間を増やすことをしなければなりません。とはいえ、「何をすればいいのか」「どれだけすればいいのか分からない」というのは、自分で勉強していく上での悩みであることは間違いないので、通塾して助けを借りながら、家庭学習時間を増やしていけばいいと思います。
(もちろん、平日が部活で忙しくて、勉強時間が取れないという場合もありますが、それは部活が休みの日に挽回すればいいのです。)