本当の勝負はこれから
2024年01月22日
「共通テスト」が終わり、自己採点に基づく「共通テストリサーチ」結果が返ってきています。
国公立大学の場合には、「共通テスト」に加えて、各大学独自の2次試験があります。大学ごとに、「共通テスト」と「2次試験」の配点は異なります。
例えば、「共通テスト」:「2次試験」=900:200 の大学もあれば、 「共通テスト」:「2次試験」=110:440 の大学もあります。
そうした点も踏まえて、出願する訳ですが、注意しなければならない点があります。
「共通テストリサーチ」等では、これまでに受験した記述模試の成績を、2次試験の成績とみなして、「2次試験」の判定、ならびに、「共通テスト」+「2次試験」のドッキング判定をしています。
ここが注意すべき点です。
「2次試験」とみなした「記述模試」は、一般的な出題の模試です。個々の大学の出題傾向に即した問題ではないですし、難易度も異なります。いくらそうした一般的(標準的)なレベルの問題が解けたとしても、各大学の出題傾向に即した問題が解けなければ、合格は手に入れられません。特に、難関大を受験する場合に、当てはまります。
合格するには、2次試験問題の傾向分析ならびに対策問題演習を行うことが必要です。受験までのあと1か月は、過去問に即した勉強がまず大切です。