制限時間を短くして解く
2024年02月06日
入試問題の過去問を解く際には、制限時間よりも短い時間で解く練習を徐々にしていった方が良いです。
過去問演習をやり始めの頃は、まだ出題形式にも慣れていないので無理ですが、何年分か解いてみて、だいたいの傾向がつかめるようになったら、時間を短くして解きます。高校入試の場合には、50分ですから、まずは45分で。5分短縮ですが、実際やってみると、結構キツいです。
大学入試も、先月行われた「共通テスト」の過去問演習、また予想問題演習の時には、時間を1割短くして解くように指示していました。60分の場合なら、54分。80分の場合なら72分です。これまた、非常に厳しい短縮です。
ですが、これくらいのことをやっておくと、傾向が変わって焦ったとしても、速く解く練習ができていますから、数分の余裕時間でどうにかできるはずです。(今回の「共通テスト」の英語は、読む量が増えたので、それでも時間的には厳しかったかもしれませんが)
いずれにせよ、速く解く練習ができれば、見直す時間も取れますし、後回しにした問題を解く時間もできます。
入試問題の傾向は、いつ変わるか分かりませんから、余裕を持って解けるようにするためにも、制限時間を短くして解く、練習が大切です。