「姿勢」と「成績」の関係
2024年09月18日
塾生が塾内で学習しているとき、座っている時の「姿勢」が気になります。これは30年来、ずっとそうです。
塾の机は、学校の机、椅子とは違って、個々の体格に完全にマッチしたものではありませんが、椅子の高さは調節できるので、机面との距離は適切に調整できます。ですが、それにしても「姿勢」の悪い場合は気になります。
極端に背中を曲げたままの姿勢、机面と目との距離が近すぎる姿勢、片肘をついている姿勢、などなど、その都度注意していますが、なかなか治らない場合もあります。習慣になってしまって、無意識のうちにやっていることもあるようです。
ですが、30数年にわたる指導から、100%とはいえませんが、「姿勢と成績」には関連があると思っています。成績上位の場合、姿勢が悪いことは稀です。
(それに加えて、学習中に動きが大きい場合も要注意です。動きに無駄が多いのですね。例えば、教科書を見ながら、問題集を解いているときに、教科書と問題集との間隔が離れすぎていると、目だけではなく、顔全体も動かすことになり、無駄が多くなり、時間ロスも増えます。効率よく学習している場合には、頭の位置もあまり動かないですし、視線の移動距離も短いのです。そのためには、机の上の教材、顔との適切な空間距離が必要であり、それを維持するための適切な姿勢も必要であると思うのです。)