模試返却
2024年10月02日
夏期講習中に実施した高1、高2生の全国模試の成績表を今日から返し始めました。
志望大学の合格可能性判定も気になるとは思いますが、大事なのは、自分の弱点を知ることです。
・ 定期テストでは得点できているのに、範囲の広い模試ではそうはいかない
・ 初見の国語や英語の長文が解けない、時間が足りない
・ 数学の教科書や学校の問題集では解けるのに、模試のような応用問題では解法が思いつかない
などなど、答案を見て感じることも多いでしょう。
そうした弱点を知ることは、高校の定期テストでは難しいです。また、高校の校内実力テストも、出題範囲が決められている(一部決められている場合もあり)場合があり、そうした場合も弱点を知ることは難しいです。
全国模試の場合には、範囲が決まっていないので、実力を知ることができますし、採点基準も明確なので、客観的に点数(偏差値)を見ることができます。
自分の弱点を知り、成績向上、合格に向けた指針を出してくれるのも、全国模試の長所です。
つい真っ先に、合格可能性判定に目が行きますが、あくまでも現時点の、その模試の成績での判定です。その判定は、今後の勉強次第で、良い方にも良くない方にも変動します。
全国模試の成績表は、自分の弱点を、本番前に教えてくれたと感謝して、今後の勉強に活用していきましょう。