塾長の授業日誌

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勉強は孤独なもの

2006年06月06日

 テスト週間に入り、自習室は連日満員。だが、黙々と勉強する者と、休憩時間に通路でおしゃべりに夢中になるものと2つに分かれる。休憩時間に通路でおしゃべりをするのは禁止していないが、10分を超えても続いている場合には、厳重注意。何のために来ているのか・・・  話をしたい気持ちも十分分かる。が、他の塾生も勉強しているわけで、彼らのことも考えて行動すべきだと思う(注意されるのは、ほんの一部なので、全員が注意されているわけではない)。

 本来、勉強は孤独なもの。一人で課題に向かわなければならない。だれかと一緒に勉強するというのは、本来不可能だと思う。よく聞く話だが、「友達のところで勉強していた」などというのは、本当は身についていないと思う。友達に「教える」ことで知識を再確認することはできるが、一人で勉強するのに比べると、効率は悪いはずだ。ただ、ライバルとして、お互いに、競争心をむき出しにして、黙々と勉強するなら意味があろう。だが、それは友達の家ではできないと思う。やはり、周囲の目がある「自習室」とか「図書館」とかなら可能であろう。

 例年、大きく成績が向上するのは、黙々と学習に取り組む塾生である(例外はあるが)。テストまであと数日。今この時点でも、家庭学習に取り組んでいると思うが、机の周りに、携帯電話を置いてはいないだろうか? 携帯を気にしているようでは、黙々と勉強をしていることにはならない。電源は切るべきだ。自習室でも、携帯の電源を入れたままの塾生をたまにみかけるが、時計の代わりならまだ分かるが、各机には時計を設置している。メールの受信を気にしているようなら、勉強しているようで実は勉強できていない。勉強とは孤独なものなのだ。

 (塾内から携帯メールを送受信できないようにしたいのだが、そんなシステムは存在するのだろうか? もしあれば、塾内に入れば勉強するしかないので、もっと集中できるはずだが。電波(?)を遮断することになるので、無理なのか、それとも法に触れるのか、よく分からない。詳しい方がいれば、教えてください。でも、そんなことが可能なら病院とかは、とっくに導入していてもいいはずなのだが)



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