塾長の授業日誌

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自分で調べる

2010年07月13日

 小学生の授業。文字の成り立ちについて。

 象形文字や会意文字などの区別。結構難しい問題である。


  「お父さんに宿題教えてもらったのに間違っとる・・・」


 なんてのは、この単元ではよくあることである。



 「先生、分かりません・・・。」

 「辞書で調べなさい。」


 この単元でも指示することはいつもと同じ。


 「どの辞書使ったらいいんですか?」

 「漢字辞典かな。その黄色い国語辞典にも載ってるよ。」


 漢字の読み方や書き順を調べる以外にも、辞書の用法はたくさんある。漢字の成り立ちについても、ちゃんと載せてくれている。


 答えを教えるのは簡単だけれど、それでは後々頭の中に残らない。それよりかは、自分で調べて自分で答えを導き出したほうが頭の中に残っているはずである。時間はかかるけれど、生徒のためになると考えて、この方法をずっとやってきている。


 毎年、このやり方が浸透してくると、休み時間に辞書を読みふけっている塾生が出てくる。辞書も読み始めると、結構楽しいものである。

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