塾長の授業日誌

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分からないところをそのままにしない

2006年06月29日

 「分からないところをそのままにしない。」 これは成績向上には絶対に必要である。だがこれができるのは、「自ら進んで勉強する」ことができている場合のみ。いわゆる「やらされ勉強」では、そこまでできないと思う。

 自習室に自ら来て勉強している塾生は、「分からないところをそのままにしていない」はず。成績の動向をみても分かる。ただ、「分からないところをそのままにしない」のに、成績が向上しない場合がある。

 それはどういう場合か?

 計画的にテスト勉強ができていない場合である。テストまでに、テスト範囲の勉強が終わらなければ、得点は上がらないことも多い。

 やはり「テスト発表」後の期間に頼るのではなく、日頃からの学習にもっと力を注ぐべきだ。

 「テスト前だけしか自習室を利用しない」場合は、「日頃から自習室を利用している」塾生よりも成績の向上の程度が違う。今回のテストでも、ほぼ毎日きている塾生で、ほとんどの教科で20点ほどアップした塾生がいた。毎年、驚くほど成績が上昇し、予想もしなかったような高校・大学に合格するのは、毎日自習室に通う塾生なのである。

 毎日通うのは大変。送迎が必要ならなおさら。だが、毎日自習室に来る生徒にほぼ共通しているのは、「自習室で勉強を終わらせてしまう」こと。家に帰ると、食事・入浴・睡眠だけという塾生も多かった。家でだらだら勉強するのであれば、自習室で集中して勉強したほうが時間が効率的に使える。また、家族の方も安心して、テレビも見られるだろう(間違いなく自習室では勉強してるので)。

 部活で忙しい日々を送っているのは分かるが、集中して取り組むなら、自習室の利用をすすめたい。

 どうしても、見たいテレビがあるなら、録画をすすめたい。特にDVDなら、CMもとばして、1.3倍速で見れば、1時間番組でも40分足らずで見られますので。


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