塾長の授業日誌

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時間の使い方

2010年11月12日

 「大学入試センター試験」まで2ヶ月。公立高校入試まで、4ヶ月ほど。受験生はみんな勉強やってるのだけれど、取り組み方を観察していると、時間の感覚というか、使い方が異なる。


 私が観察していて、「これはいいなあ」と思える勉強スタイルは、一気に集中して仕上げるやり方。このやり方は、時間で区切るのではなく、内容で区切る。50分やったら、10分休憩、とかではなく、「ここまでやる!」と決めたら、休憩時間など関係なくやってしまうスタイルである。早くやり終えたら、早く帰ってしまう場合もあるが、それはそれで効率よく学習できたのだから、OK。もちろん、勉強量が少ないようでは困るが、このスタイルで取り組んでいる塾生は、そのあたりはよく考えて取り組んでいる。


 一方、50分やったら、10分休憩のスタイルは、時間をもとにした学習計画に適している。適度の休息も取れるので、長時間取り組みやすい。連日5~6時間、塾で学習している塾生はこのスタイルが多い。ただ、時間ばかりに目が行き、内容が薄くなりがち。「50分で、これを覚える、終わらせる」というように内容面も決めて取り組むと、ベストである。



 どちらがいいとは言えないけれど、残された時間は皆同じ。効率よく学習することが肝心である。



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