塾長の授業日誌

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えらい!

2006年09月25日

 数学の問題(連立方程式の文章題)。 ある塾生が頭をひねって考えている。 図も書いてよく考えられている。式もほとんど合いそうだ。最後の段階で時間がかかってしまっている。ここで、教えてしまえば、教えるほうとしては楽。だが、その塾生にとっては、楽にはならないと思って教えるのを控えた。

 数分後、解けたらしく、問題を持ってきた。

 正解! しかも、すばらしい答案であった。

 教えることは楽だけれども、思考力を養うことも塾の使命。テストの時には、自分の力で考えて、正解を導き出さなければならない。塾の先生はその場で手助けできない。だから、自力で解けそうな場合には、教えることを控えることがある。その塾生のために・・・

  これも個別だからこそできる。今日の塾生は、その問題を解くのに30分くらいはかかってしまった。一斉授業なら、答えを説明するか、言っておしまいなのだが、個別ならその生徒に合わせて、時間配分を変えることが可能。TOP進学教室の場合には、授業時間内に教科も変えることが可能なので、重点的に指導したい教科は時間を多めに配分している。

 三木高校は、「期末テスト」中。今日も、自習に皆、よく頑張った! 明日も頑張ろう! そして、明日は午後から補講がいっぱいだ。

 

 

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