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受験大学

2009年01月23日

 所謂「センターリサーチ」の結果で、受験大学を決めることが当然のように思われているが、一つ考えておかなければならないことがある。


 それは、「受かる可能性が高い」だけで受験大学を決めてはいけない、ということである。私が受験指導する際にも、この点は重要視している。本当に行きたい大学なのか、仮に「第一志望」でないにしても、自分のやりたいことができる大学なのか、その点を最重要視すべきである。もちろん、家庭の事情で、どうしても受かる大学しか受験できない場合もある。それは仕方がない。


 でも、そういう事情がないのに、安易に「受かる大学」を選んでしまうことはできれば避けたい。そもそも「第一志望」とは一体何だったのか?  安易に変えることができるくらいの「第一志望」でしかなかったのか?  足切りにかかったり、2次試験で満点をとっても合格できないということが予想されたり、という場合は、変更するのは仕方がないが・・・。



 入学してから後悔するのでは遅い。今じっくり考えてほしい。




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