塾長の授業日誌

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予習<復習

2009年07月17日

 今日も保護者面談。昼間、そして、夜と続く。その間にも、「夏期講習」の問い合わせが数件。


 「復習」を重視していることもその度ごとに詳しく説明。




 塾に来る目的が、


  「学校の授業がよく分かる」  ようになる



 であれば、予習型で構わないと思う。




 が、しかし、ほとんどの方は、結果を求めているはずで・・・。つまり、学校の成績が上がる、志望校に合格する、という結果。であれば、結果に直結する「復習」型の方が有利であるのは確かだと思うのですが・・・。



 塾で予習をやって、学校がその復習になり、よく理解でき、その後の家庭学習も十分できて、復習も完璧で、テストも高得点が取れる・・・というのは理想で、なかなか思うようにはいかないものです。であれば、良い結果が得られるように、復習の段階で手助けをした方がいい、というのが、TOP進学教室の考え方です。



 しかも、手っ取り早く過去問やりまくり、というような手法は極力とりません。なぜなら、受験が最終目標ではないからです。



 極端な例で申し訳ないですが、自動車学校では、免許をとるための授業を受け、いろいろ検定を受け、最終のテストに合格するまでの指導をしてもらえます。が、一旦めでたく自動車免許を取ったら、もう、自動車学校の教本等は手にしない方がほとんでであるように思うのです。つまりは、そこで、自動車についての勉強は終わり(もちろん、勉強されている方もおられると思いますし、運輸関連の業種の方は常時学習されています)。合格することが、最終目標の方がほとんどです。




 ところが、小中学生、高校生の場合には、合格の後も勉強は続きます。ですから、そうなった時には、自分で学習方法、内容を考えないといけません(特に大学生になったら)。常日頃から、結果が出せるように周囲から与えられていると、いざ、その助けがないときに困ると思うのです。中学生、高校生のテストも同様で、定期テストなら、テスト範囲をくまなく勉強する方法を教えるべきです。そうすれば、定期テストは得点できます。また、過去問に頼っていると、傾向が変わったときに、対処できない場合もあります。隅々まで勉強していると、大崩れはしないはずです。



 こんな理由で、復習型ですし、過去問に頼り切った指導にはならないのです。



 ですから、塾生に多いのは、

  「診断テスト」「模試」のほうが成績が良い ⇒ 入試に対応できる

  「成績が徐々に上昇する」  ⇒  即効性はありませんが、自ら学習法を身につけている証拠です


 

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