塾長の授業日誌

HOME › 塾長の授業日誌 › 間違ってはいけない?

間違ってはいけない?

2009年08月03日

 「夏期講習」中も、質問にはどんどん答えてはいるけれど、気になることがある。


 それは、「間違ったら消して直す」習慣?、クセ?  しかも、鉛筆で直して、あたかも、最初から、正解を書いていたかのように、取り繕っている。


 その状態では、自力で解けたように見えるけれど、実際は解けたのではなく、偽っている。



 塾生によく注意するのは、「解けていない、できていない」からではなく、「できた問題とそうでない問題の区別ができていない」から。ワーク類をノートに解かせているのは、以前にもここに書いたけれど、単に反復するためだけではない。間違った問題は、ワーク類の問題番号にチェックをつけて、間違った問題とそうでない問題を一瞬にして判別しやすくし、間違った問題を反復しやすくするため。


 成績が向上している塾生は、この管理がしっかりできている。管理ができていない場合には、自分の感覚だけで勉強することになるので、効率よく学習ができないはず。


 塾に来て勉強して間違ったって全然構わない。でも、間違った問題は、次、解く時には、絶対に解けるようにしてほしい。成績が向上するか否かの境目は、それができるかどうかである。



 

ホームページからのお問い合わせはこちらから。お電話でのお問い合わせは087-898-4223(授業・面談を最優先するため、授業・面談時間中は電話に出られない場合があります。留守番電話にて用件を承ります。)

このページの先頭へ