授業開始前に全員揃っている
2020年01月24日
現中3生の凄いところは、授業開始前に全員揃っていることである。部活の都合とか、通院の都合とか、そんなのは事前に分かっているので、それは除くとして。
送迎で来る場合なら、信号待ちが度重なって遅れるということもあるとは思うのだが、それもない。それだけ余裕を持って出発しているということだと思う。保護者の方のご協力には感謝しなければならないと思っている。
遅刻者なしにスタートできるから、遅刻者に気を遣う必要もないので、どんどん授業進行できる。こうした点も、成績向上につながっているのだと思う。
「テスト前だけ勉強する」のは間違っている
2020年01月23日
数日前の日誌に、「定期テストの過去問指導はしません」 と書きました。 はい、やってません。
過去問指導なんてしなくても、日々の勉強を積み重ねれば、「定期テスト」なんて、楽にクリアできるはずです。そもそも、「定期テスト」は日頃の学習成果を確認するためのもので、範囲も決まっていますし、極端に難しい問題はありません(あっても、少し)。ですから、日々の予復習、宿題をきちんとやっていけば、そんなに困ることはないのです。おそらく、困ってる人がたどり着くのが「過去問」なのですが、まさに出た問題なので、効率よく学習はできて、テスト本番でも高得点は期待できるでしょうが、それは一過性です。範囲の広い、いや、範囲がない模試では、日頃勉強をしている人には勝てないでしょう。日々の継続した学習に勝るものはありません。
日頃の継続した学習の重要性を知ってもらうためにも、「定期テストの過去問指導」はしていません。
練習の段階でどんどん間違うべし
2020年01月22日
TOP進学教室は、「個別演習型指導」。問題演習が多いわけですが、最初から解法すべてを教えるわけではありません。基本から初めて、個々に、少しづつ問題レベルを上げていきます。うまくいけばすべて理解できて、解けるわけですが、中には、そうはいかない問題に遭遇することもあります。その時に、自分の頭で考えてもらって、それでも分からないときには少しづつヒントを与えます。最初から、「こんな時はこうする」みたいな裏技みたいなことは教えません。だって、テストや入試の時には、裏技を教えてくれる人はいなくて、自分の頭で考えないといけないのですから。
いろいろ考えてきて、採点したら間違ってることもあります。でも、それでいいのです。「考える」ことに意義があります。その過程を見れば、どういう考えで解こうとしたのかは分かりますので、こちらも指導しやすいですし、どうやれば正解に至るかも指導しやすいのです。
間違ったものこそ、実はよく覚えていて、後々につながっていきます。間違ってもいいし、失敗してもいいのです、練習の段階では。
模試の解説集
2020年01月21日
中学生なら「診断テスト」、「香統模試」、「名門模試」。 高校生なら「校外模試」。
これらの復習はきちんとするべきである。一番いけないのは、結果だけ見て、「良かった、悪かった」と口先だけの反省。
設問ごとの解説はもちろん載っているし、「診断テスト」では参照すべき教科書のページまで載っている。これは活用すべき。また、記述問題や作文であれば、採点基準も載っている。自分の記述答案がどこで減点されているかも分かるので、そこは確認すべきである。
高校生の「校外模試」になると、もっとすごい。出題した問題の解説のみならず、もちろん別解も載っているし、類題や覚えるべき要点もまとめてくれている。模試というのは、出題されやすい問題を出題しているので、一番ポイントをついた問題集と考えるべきである。高校生なら分かると思うが、「解説集」は厚さ1cmくらいの冊子になってて、製本しないといけないレベルの分量なのである。それだけのものを活用しないわけにはいかない。
どの学年も、1月、2月はテスト、模試が多い。ぜひ解説集を使って勉強してもらいたい。
自己採点
2020年01月20日
「センター試験」の自己採点結果を高3生から報告を受けました。大事なのは、今から、です。
2、3日以内に「センターリサーチ」の結果も出て、合格可能性の判定も出ます。ですが、それまでの2,3日であっても、2次試験に向けた対策は手抜きできません。もともと2次試験まで30日余りしかないわけです。その2、3日って結構大きな割合です。10%くらいはあるわけです。ですから、いろいろ考えることはあるとは思いますが、2次対策に全力を尽くすべきです。
また、「センター」の結果ですべて決まるわけではありません。2次試験の出来次第で、合否は決まります。「センター」が良かったからといって油断はできないし、悪かったからといって諦めてもいけない。
日々の取り組みが大切です!
「香統模試」(直前回)& 「中1・中2診断テスト200点獲得講座」
2020年01月19日
今日は、午前9時から中3生の「香統模試」(直前回)を実施しました。今年度の最終模試です。本番同様の出題形式ですが、入試問題の過去問演習も繰り返していることもあって、解く順序等はすでに分かっていたはずですが、結果が出る前にまずは復習です。
その後、「中1・中2診断テスト200点獲得講座」を行いました。時間の制約もあるので、得点の差がつきやすい問題を中心に取りあげていきます。特に、中2生は、「診断テスト」の得点により、3月からの「中3特別選抜コース」「中3選抜コース」の受講ができるかどうかが決まりますので、油断せず頑張ってほしいと思います。
新年度のお問い合わせも増えてきましたが、無料体験受講の場合でも、事前の面談は必須です。指導方針、指導内容に納得されてから、体験授業を受けていただきます。なお、よくお問い合わせをいただきますが、一斉指導は中3生の入試、診断テスト対策の「特別選抜コース」「選抜コース」のみです。他の学年、コースは行っておりません。また、「定期テスト」の過去問指導は設立以来25年以上の間、行ったことはありませんし、今後も行いませんので、「定期テスト」の過去問指導をお望みの方は、他塾をおすすめします。
また、授業時、面談時には電話対応はしておりません(留守電対応)。お名前、連絡先電話番号を必ず入れてください。なお、メールの方が連絡は確実ですが、PCからのメールを拒否されている場合には、当方から返信メールをお送りしても届かない場合がありますので、受信できるように設定をお願いいたします。
「センター試験」
2020年01月17日
明日から「センター試験」。
試験会場の下見が終わってから、いつものように高3生の何名かは、最終チェックのために自習室にやってきました。いつもと同じ気持ちで取り組めばそれで構いません。「緊張してる」って自分で感じるなら、それは大丈夫な証拠です。「緊張している」って自己分析できてるのですから。
健闘を祈ります。
なんとなく感覚で解けてしまう・・・
2020年01月16日
これまた国語の話です。
特に勉強もしないのに、小学生の時、国語がよくできる場合があります。教科書で学習した文章でなく、初見の文章問題でも高得点が取れる、という場合です。私が思うに、読書好きの場合にこうした事例が多いようです。文章を読んで、感覚で解くというか、勝手に正解が思い浮かぶみたいな感じで解いてくるんですね。そして、正解する。
ですけど、中学、高校になってくると、それが思うようにいかなくなってくる。感覚では解けなくなってくるんですね。きちんと文章を読み取らないと。特に、高校生になってからは、感覚読みは厳しいと思います。
ですので、国語の点数が良いからといって、何もしないのはよくないので、きちんと読解して、正しい解法を身に着ける必要があります。そのための準備は早い方がいいのであって、高校生であれば、高1の初めからのスタートをおすすめしています。
やっぱり国語力
2020年01月15日
国際化が進んで、英語が重要というのは事実ですが、受験に関しては、国語力の方が大切だと思っています。
というのは、国語はもちろんのこと、社会、数学、理科でも、問題文は国語(日本語)で書かれています。最近は、どの教科も問題文が長くなる傾向にあり、しかも、図表や資料も一緒に読み解かなければならない場合もあり、読解力が必要なんですね。大学入学共通テストの数学や国語で記述問題の出題が予定されていましたが、想定されていた問題なんかはまさしくそうです。読解力がないと解けないですし、しかも短時間で処理する能力が必要とされます。
テストで、「時間が足りなかった」という場合には、国語力(読解力)が影響している場合が多々あります。英語も重要ですが、英語よりも国語力、というのはこれまた私がずっと思っていることなのです。
小6は数学先取りではなく、算数を
2020年01月14日
TOP進学教室の小6生の1月、2月、3月の指導では、算数を徹底的に復習します。数学の先取りはしないです。
というのは、中1数学でつまづくのが多いのは、まず文字式、方程式の文章題です。しかも、計算ではなく、割合、速さ、面積、体積、比を使って、文字式で表したり、方程式をつくったりするところです。それは、算数の分野で、小5、小6の学習内容です。ですが、成績トップレベル層であっても、そのあたりの理解は十分とは言えません。正負の数の計算は難なく解けたのに、文字式に入った途端、理解状況が悪くなってきます。
それは、やはり、算数の復習不足なんですね。割合、速さ、比、面積、体積は、中学校に入ってからは、中学校で復習なんてありません。分かってることを前提で、そうした文字式、方程式の文章題に入るのです。ですから、小6の今の時期に徹底して復習しておく必要があるのです。
これは、TOP進学教室設立以来、ずっと続けていることです。