塾長の授業日誌

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国語力で他教科の出来が決まる

2019年05月23日

 とんでもない事実に直面することがあります。

 

「○○って何ですか?」

 

○○に該当するのはいろいろありますが、問題を解くのに重要な言葉だったりします。その言葉を知らないと解けないですね。

例えば、「抽象的な表現を選びなさい」という設問が仮にあったとします。しかし、「抽象的」という言葉の意味を知らなければ、答えようがありません。「抽象的」の意味を推測しながら、答えることはできたとしても。

 

日々指導にあたっていると、こういうのが結構あります。しかも、成績上位でも見られます。

これは、「国語力」というよりも、「語彙力」ですが、近年ますます弱くなってると感じます。正直言って、解法を教える前の段階で、基礎力が不足しているんです。

 

社会や理科でも、問題文を正しく読みこなせないから、正しい答が答えられないという事例もあるはずです。また、数学でも、大学入試の新テストでは、記述式が一部導入され、問題文を読む量が増えています。問題文を読んで理解するのにかなり時間がかかるような問題です。数学なのですけど、「語彙力」「国語力」勝負になるのではないかと思っています。

 

勉強しても成績が伸びない、という場合には、実は「国語力」が原因であるかもしれません。


昨日の内容にもつながりますが・・・

2019年05月22日

「丸暗記してテストで100点」 と、 「内容を理解して原理原則の説明もでき、勉強の正しいやり方もできて、テストで80点」 では、私は後者の方が、長い目で見ると、伸びるのではないかと思っています。

 

もちろん、100点の方が評価が高いのは確かです。ですけど、それは、中学校まで。高校の内容は、丸暗記で片付けられるようなものでなく、思考力が必要です。

中学校のときにトップレベルの成績をとっていても、高校に入ると急降下する人がいるのは、「暗記」でどうにか高校入試をクリアしてきたからです。

そうなってしまっては困るので、小・中学生を指導するときには、過程を重要視し、ノートチェックも頻繁に行っていますし、証明問題等の書き方にもすべて目を通しています。

 

ですので、塾生への指摘がかなり細かいのですが、まあそれは後々のことを考えてのことです。目先の点数アップよりも、長期的な学力向上の方を重視しています。

定期テストの過去問をやらせることは、開塾以来25年間一切しておりませんので、そういう指導をご希望される方は、他塾をお薦めします。


基礎基本が大切

2019年05月21日

中1生の数学。

乗法・累乗・除法の混合計算では、負の数の累乗計算でミスが多くなりがち。

累乗の基本的な表し方、その意味を学んだときに、いい加減な理解のままにしておくと、混合計算でミスすることになる。

「符号が間違ってただけ」 、実は 「だけ」 どころではなく、根本から間違っている。大問題なのである。

 

途中式はすべてチェックしているけれども、私に指摘されて返答に困るようではダメ。自信を持って、途中式も書けるようにすべきである。


オープンキャンパス

2019年05月20日

 各大学のオープンキャンパスの案内がされるようになってきました。

 夏休み中に開催されるところが多いですし、また、年に1回しか開催しないところもありますので、早めに日程を調べて、予定に入れておきたいものです。

 高1や高2生も参加するべきでしょう。具体的に志望大学が決まっていればもちろんのこと、そうでない場合でも、大学とはどういうものであるのか、自分がやりたいことは何か、を知るきっかけになると思います。

 大学によっては、定員制や事前申込制のところも多いので、HPで早めのチェックをおすすめします!


香統模試

2019年05月19日

 今日は、中3生の「香統模試」でした。

 第1回の「診断テスト」は、中1範囲がメインなので、極度に難しくはないですが、意外と忘れている内容もあるものです。「特別選抜コース」「選抜コース」では、「春期講習」から、「第1回診断テスト」対策をやってきていますので、そうした忘れていそうな内容も指導しています。

 解答・解説集も渡しましたので、復習は今すぐに! 明日ではなく、今すぐです!!!


「うきこぼれ」 は、ない。

2019年05月18日

昨日は、三木中の中間テストでした。1日に5教科すべてやってしまったので、大変だったと思いますが、授業は全員出席でした。

で、早速、期末テストに向けて、予習開始。一斉授業はしないので、個々に指示してどんどん先へ。中3生は、因数分解を一気にやり、中2生は、連立方程式をやり、中1生は、正負の四則計算へ。2時間もあれば、かなり先へ進められます。あと1回で、期末テストの範囲は学習し終えるかも。

一斉授業しないのは、「うきこぼれ」を無くすため。「うきこぼれ」とは、いわゆる「落ちこぼれ」とは逆で、「分かりきってしまって授業が退屈な状態」のこと。理解が早い場合には、どんどん先へ進めます。個別演習型指導だからできること。周りを気にする必要がありません。これが教える側、学ぶ側ともに一番効率のいい指導法です。


目標順位

2019年05月17日

目標順位は、これまでの最高順位以上にするのが当たり前。

今回の「中間テスト」でも、目標順位が 「1桁」 の数字だった塾生が大多数だったけれども、5位とか、6位とか書くくらいなら、1位と書くべきだ。5位、6位とか狙ってたら、いつまでたっても1位は取れない。


なんとなくやっても因数分解はできない

2019年05月16日

 高校1年生の因数分解。

 公式どおりの易しいものはたやすくできます。質問もありません。ですが、文字が増え、複雑な式になると、質問が増えます。しかも、ほぼ同じ問題。

 

 ですけど、解法はすでに学んでます。新しい特別な知識はいりません。なんとなく適当に式をいじりまわしてるから、できないだけです。

 

 大原則は、「最低次の文字で整理する」。これで、ほぼすべての質問は解決します。自己流ではなく、原則に忠実に解くべきです。


午前中から動くと時間が長い

2019年05月13日

 1日は24時間なので、「長く感じる」ということで、書きます。

 昨日は、中学生対象の勉強会がありました。「中間テスト」対策です。

 部活など仕方がない事情を除いては、午前中から参加すべきと思っています。理由はいくつかありますが、最大の理由は、午前中から勉強を始めると、1日が長く感じられるから、です。昨日も、午前の部は計4時間の学習でした。終わっても午後1時。寝るまでまだ10時間もあります。勉強が足りないなら、まだできる時間は十分にあるし、休息の時間も取れます。家族と出かけるのも可能でしょう。

 また、学校のテストは午前中からありますので、それに慣らすというのもあります。平日は朝早くから動いてるのですから、それと同じと考えれば、無理はないと思います。


手抜きは自分に跳ね返ってくる

2019年05月11日

手抜きして宿題をやってくると、それを指摘され、逆に時間がかかる仕組みになっています。

例えば、答合わせを適当にやってきて、私にその答合わせの間違いを指摘された場合、自分でその箇所を探して直さなければなりません。どこが間違っているのか、私は具体的に指摘しません。ですから、間違った場所を探すのに時間がかかり、手抜きしても余計に時間がかかるのです。最初から手抜きせずにやったほうが、速く終わる仕組みです。

答合わせを100%正確にできる、というのは成績アップの何よりの条件です。


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