塾長の授業日誌

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中学生のときの勉強は、「勉強」ではない

2018年03月22日

 中学生のときの高校受験勉強を振り返って、高校生がよく言います。

 

 「中学生のときの勉強は、勉強じゃない。単なる暗記や。」

 

 表現がこの通りではなくても、同じ意味のことを揃って言います。それだけ高校生の勉強が難しいということを言いたいのかもしれません。

 

 中学校のときはあまり勉強していなくても、あるいはテスト前に勉強するだけで、そこそこ点数がとれていたのに、高校生になっても同じような勉強のやり方を続けて、一気に成績が下がる場合があります。テスト前の勉強だけとか、一夜漬けとか、それが通用しないのですね、高校の学習内容は。仮に、そうした勉強のやり方が、定期テストでは通用しても、範囲の広い模試になると、恐らく通用しないです。

 

 成績が低迷していて、「何したらいいですか?」という問いが発せられる場合のほとんどは、日々の家庭学習ができていません。まずは、家庭学習の時間を取り、高校の宿題、予習、復習をやることです。それを習慣にするだけで、成績は多少なりとも向上します。

 

 最近の報道でも問題になっていますが、スマホの使い方。所持して使うのは全く問題ないと私は思います。便利ですし。ですが、勉強するときと、スマホを使うときをきっちり分けるべきです。学校や塾で学習しているときには、スマホなしでも学習できるのですから、同じことが家庭でもできるはずです。

 

 集中して家庭学習する習慣を身につける、これが高校生のみならず、中学生にも必要と思います。


新高1 春期講習 【ハイレベル英数】 23日より開講

2018年03月21日

 新高1生対象 春期講習 【ハイレベル英数】 が23日より開講します。 高校内容の英数の予習です。高松高校、高松一高の春休みの宿題とほぼ範囲が同じです。

 高松高校、高松一高、三木高校(文理)進学者を対象としますが、同レベルの学力があれば、他校進学者の受講も可能です。

 

*  23日(金)・26日(月)・28日(水)・30日(金) の4日間   13:30~16:00

*  受講料 12960円

*  残席わずかの為、お問い合わせ、お申し込みはお早めにお願いいたします。満席になり次第、締め切らせていただきます。


あっという間に終わる

2018年03月20日

 新高1生は、今日、合格者召集日で、教科書、参考書、問題集などを購入したようです。と同時に、春休みの宿題の指示も。

 

 高校に合格して嬉しいのは分かりますが、高校の勉強は、中学の勉強とは質が異なります。もちろん、量もですが・・・。

 

 春休みの宿題もかなりの分量がある高校もあります。予習の課題も多いです。すぐに終わるようなものではありませんよ。早速、自習室で取り組んでいる新高1生もいます。賢明な判断です。

 

 あっという間に終わるのは、春休みです。スタートダッシュで大成功を成し遂げられるように、春休みの宿題は早めにやってしまいましょう。英語と数学は、TOP進学教室の「春期講習」で、宿題になっている分野を指導するので、「春期講習」を受講してから取り組むと、スムーズに宿題ができると思います。


公立高校受験合格率100%!!

2018年03月19日

 今日、合格発表でした!

 

 今年の中3生は、みんな第1志望を貫いて出願し、合格したことが素晴らしいです!!!  おめでとうございます!!!

明日は、合格者召集日でしょうが、春休み中の宿題も指示されることと思いますので、大学入試に向けて頑張っていきましょう!

 

追伸  受験校が最終決定した1月中旬から昨日まで、「トンカツ」「チキンカツ」「メンチカツ」「串カツ」「ハムカツ」など、「勝つ」ものを毎日食べていましたが、全員合格したので、一旦終了させていただきます(笑)。体重も増えてしまったので、今日からダイエット生活に戻ります・・・。


小学校の勉強が一番大事かな・・・

2018年03月17日

 高校の学習内容が理解できる前提は、中学校の学習内容が理解できていること、であると思います。また、中学校の学習内容が理解できる前提は、小学校の学習内容が理解できていること、だと思います。

 

 中1の数学では、文字式、方程式の分野で、割合、速さに関する問題が出てきますが、そこを理解するには、小学校で習った割合、速さを理解しておくことが必要です。

 

 ですから、小学校を卒業された新中1生は、入学するまでに、小学校の算数を復習することが大切です。学校で使っていた問題集をもう一度解き直す、というのが一番手っ取り早く復習ができる方法です。


「高校学習セミナー」

2018年03月16日

 今日、新高1生対象に、「高校学習セミナー」を開催しました。

 

 メインは、高校生の勉強のやり方、大学入試の仕組み、そして2020年大学入試改革です。毎年開催していますが、今年は、大学入試改革の話も結構しました。ただ、未確定な部分もあるため、概要の説明になりました。

 

 高校入試の合格発表もまだですが、毎年、合格発表前に開催しています。なぜなら、高校の勉強は中学の勉強とは全く異なる、ということを高校生になる前に理解しておいて欲しいからです。

 

 中学なら、定期テスト前に部活が休みになってそこから猛勉強、とか、中3で部活引退してから入試に向けて猛勉強、でも場合によっては、どうにかなるかもしれません。ですが、高校でそれは無理です。勉強する内容も量も違います。そうした勉強の違いを分かってもらうことが一番の狙いといってもいいでしょう。

 

 まずは、高校1年生の勉強を真面目に日々取り組むこと、これができなくて大学入試で成功することはありません。


【満席情報】 3月15日現在

2018年03月15日

* 小学部

   月・火・木・金  いずれも 17:55~19:15   ⇒ 満席  (キャンセル待ちはお受けします)

 

* 中学部

   金 19:30~21:50                  ⇒ 満席  (キャンセル待ちはお受けします)

 

* 高校部

   金 19:30~21:50                  ⇒ 満席  (キャンセル待ちはお受けします)

 

 

他の曜日、時間帯も残席わずかなところが多くなっていますので、受講ご希望の方はお早めにお願いいたします。

 

なお、満席情報は、3月15日現在です。コース変更や受講曜日変更により、変動しますので、最新版はお問い合わせ下さい。

 

 


2018 公立高校入試問題分析 【英語】

2018年03月12日

【英語】

例年並み。公立高校入試の英語は、教科書本文の表現が多く出題されるので、教科書の内容を中心に学習していれば、難しく感じることはないはず。

 

【問2】 (1) 会話文の空所英文選択。前後関係から判断できる。易しい。  (2) 強調されるべき部分を選ぶ。迷った受験生もいるかもしれないが、状況を考えれば選べる。  (3) スペルミスに注意すべき語。

 

【問3】 (1)語形を変える問題。教科書にも載ってる文。教科書本文を覚えていれば易しい。   (2) 後の文章を読んでも明白。易しい。   (3) 前後から判断できる。易しい。   (4) need to は3年の教科書本文中の表現。それを覚えていれば書ける。   (5) may+受身形 で書きにくいかもしれない。やや難。    (6) 易しい    (7) one~, the other~ の表現に気づくかどうかがポイント。この表現も2年の教科書に載っている。やや難。   (8) 和訳を示しての並べ替え問題。最上級部分を先に作れば、残りは自ずと決まってくる。   (9)和訳を示しての並べ替え問題。関係代名詞より後を先に作ればやり易い。

 

【問4】 話の内容がバスケットボールで身近なので、解きやすい。  (1) 前の部分を読めば容易。  (2) 話の流れから容易。  (3) 前文の内容を答えればよい。易しい。   (4) 例年通りの出題。会話の返事から逆に疑問文を作る問題。   (5) 易しい   (6) 前の部分を読めば明白     (7) 疑問文に答える問題。例年通りの出題。(a)易しい  (b) 本文中の英文を答えればいいが、代名詞を書き換えるのみで答は書ける。    (8)本文に合っている英文を選ぶ問題。悩む選択肢もなく平易。

 

【問5】 英作文。去年から傾向が変わったが、去年と同様の出題形式。伝統的なことについて説明する問題で難しそうに見えるが、実はどれも中2の教科書に載っている単語。


2018 公立高校入試問題分析 【理科】

2018年03月10日

【理科】

 例年よりも難しい。前半の生物、地学分野でも、選択肢から選ぶのに時間を要する問題がある。後半の、化学、物理分野でも、時間がかかる。問題文の量も多く、時間不足になった受験生も多いのではないかと思われる。

 

【問1】

A (1) a,b は基本的問題。 c は細かい計算が必要で解きにくい。 (2)は教科書レベル。

B (1) a,b は基本。 cは通常とは異なるグラフなので、答えにくいかもしれない。  (2)は基本的出題

 

【問2】

A  蒸散の出題で頻出問題。解きやすい。

B (1) 基本。  (2)実験の条件を整理すれば解けるが、時間がかかったかもしれない。 

  (3) やや難しい。  (4)易しい   (5)実験Ⅱ、実験Ⅲの結果から分かることを選択する問題。難しい。

C (1)基本  (2)実際に表にして書いてみると確かめることができる。  (3)これも書いてみればできる。組み合わせが複数パターンあることに注意。

 

【問3】

A (1) 基本計算問題  (2)基本   (3)基本的記述問題   (4) 酸性ということが分かれば容易。

  (5) 中和するときの体積比を求めて、不足分を計算する問題。計算が2段階になるので、難しく感じるかもしれない。

B (1)(2)(3)基本的出題   (4)化学反応式。覚えていなくても、できる物質を書けば、完成する。  (5)基本

 

【問4】

A (1)グラフを読み取って計算する問題。難しく感じるかもしれない。 (2)設問の条件説明も長く、計算もやりづらい。

B (1)基本  (2) 図と表から数値を読み取って計算する。   (3) 水平部分に要する時間はBがAの半分であること、斜面を下る速さは最初は同じであることを使えば、解ける。感覚で解くと間違えやすい。   (4)a  グラフを読み取れば答は出る。 b グラフからの計算問題。頻出問題であるが、苦手とする受験生は多い問題。

C 例年最後は力、エネルギー関係であることが多いが、今年は、電流が最後。(1)(2)(3)は、基本的出題。

 (4)発熱量を苦手とする受験生は多い。発熱量は、電力に比例することを用いれば、解ける。 (5)は、Bの電熱線からの電力を求められれば答えは出る。

 


2018 公立高校入試問題分析 【数学】

2018年03月09日

 8日に行われた入試問題の分析です。

【数学】

 全体的に易しい。問題文自体も長くないので、解きやすい。44点以上得点するのは、なかなか難しいが、40点前後得点する受験生は多いのではないか。

 

 

【問1】 例年通り計算問題。易しい。丁寧に計算すれば全問正解できる。

 

【問2】 例年通りの出題傾向。(1)の角度は易しい。(2)の立体は相似と三平方で教科書レベルの基本的出題。(3)は例年通り難。直角二等辺三角形、相似に気づけば解けるが、時間内に解くのは難しいかもしれない。合否には関係ないので、分からなければ飛ばすべき問題。

 

【問3】 (1)の反比例は教科書レベル。(2)の確率も教科書レベルで数え上げればできる。(3)の2次関数も例年の傾向に即した出題。難しくない。(4)の文字を用いた証明も、難しくない。

 

【問4】 (1)測定値、真の値の範囲を求める問題。教科書レベル。出題が多くない分野なので、慣れていない受験生がいるかもしれない。 (2)は図形。アは小学校レベル。イは、相似を用いれば、容易に求められる。1:2であることを用いて辺の長さを求めることに気づけば、素早くできる。 ウは、イとの連動。イができていれば立式は簡単。方程式を解くときに展開しがちだが、実は、平方根の考えを応用すれば、展開しないで解を求めることは可能(ON=2MNを活用)。

 

【問5】 例年通り証明問題。 (1)は教科書レベルの証明。必ず得点したい。 (2)は、証明するのに時間がかかる。合同条件2つ目まではすんなり書けるが、その後に時間がかかる。それ以降は書けなくても合否には関係ないと思われる。

 

 

 

 


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