塾長の授業日誌

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塾長の授業日誌

先読みは難しい

2017年08月14日

 塾を卒業した大学生からいろいろ相談を受けることも最近多い。多いのは、就職。

 

 昨今の人手不足感もあって、就活自体は順調。就職自体はできるけど、それでいいのか、という問題。

 

 大企業も採用は減ってないし、それに連動して中小企業も活発。公務員も大量退職時代を迎えて、採用多し。困ることはなさそうですけど、それ以降が問題。大企業でも経営難に陥るところもあるし、リストラもある。また、大量に採用されるということは同期も多いということであり、出世も厳しいのではないか、また、AIの進化により、事務系の仕事は置きかえられるのではないか、などなど。大学生もいろいろ考えている。

 

 いろいろな経験も踏まえて相談にはのっているが、今の安定がずっと続くかというとそれは保証できない。私が大学生のときには、バブル絶頂だったので、文系理系問わず、銀行、証券会社、保険会社などに就職した人は多かったが、その後、すぐバブル崩壊して、それらの会社はほとんどなくなるか、合併。ポストも減って、リストラ組も多数。大企業だから安全という訳ではないのはわかっている。公務員だって、今後の日本経済を考えたら、安泰とは言えない筈。そのあたりは、率直に伝えている。


「夏期講習」前半戦終了

2017年08月11日

 今日で、「夏期講習」の前半戦が終了します。

 

 部活やコンクールなどで、前半戦は欠席、振替受講の塾生もおりましたが、大幅な遅れはありません。

 

 後半戦は、学校の課外や、高校では文化祭の準備等で、学校に行く機会も増えます。徐々に通常の生活に戻っていくわけですので、お盆期間中にできるだけ宿題は片付けておいたほうがいいでしょう。自習室は、12日(土)から16日(水)までお休みです。その期間中も、ご連絡等は可能ですので、お電話・メール等で承っております。

 

 


「答合わせの正確さ」と「成績」は比例する

2017年08月10日

 学校の夏休みの宿題で、解答をもらっているもののあるようです。また、そうではなくても、提出すれば、解答をもらえるでしょう。当然ながら、答合わせをするのですが、答えあわせが、正確にできるか否かで、成績は違ってきます。

 

 正確な答えあわせができる=合ってるところ、間違ってるところの区別ができる

 

 ということで、自分の弱点もよく分かるし、それをできるように反復すれば、確実に向上します。

 

 正確ではない場合(間違ってるのに○がついている)、本当は理解できてないのに、分かってると判断してしまうのですから、間違いなおしや解き直しも十分ではありません。間違っている問題をすべて直していることにはならないのですから。

 

 

 普段、ノートチェックしているときには、答合わせの正確さを重点的に見ています。問題を見なくても、明らかに答えあわせが間違っている、場合には、要注意です。

 

 では、答合わせを正確にするにはそうすればいいか?

 

 一度にたくさんやらないことです。できれば、1ページずつ答え合わせ。一度に10ページも、場合によってはもっと多くのページをやるから、注意散漫になって、正確性がなくなるのです。まずは1ページを正確に答え合わせできるようにする、それができるようになれば、2ページ分というようにしていけばいいでしょう。


突き抜ける

2017年08月09日

 スポーツ界や将棋の世界、またその他の分野でも、中学生、高校生が活躍しています。彼ら、彼女らに共通してるのは、その分野では、「突き抜けている」ことですね。大人にも勝てるのです。

 

 おそらく、そのレベルまで到達するには、厳しい練習やトレーニングがあったことでしょう。それがあるから、現在の活躍があるのです。

 

 勉強も同じで、あるレベルを超えてしまうと、一気に勉強が楽に、そして楽しくなってきます。例えば、テストでも、出題者の出題の意図が見えてきます。「あっ、ここで引っ掛けてきたな。」とか、「この単語の2つの意味でミスをさせようとしてるな」とか・・・。そこまでのレベルに達すると、成績も一気に全国でも上位に・・・。

 

 でも、スポーツ界に比べたら、勉強の世界で活躍するのは容易です。オリンピックに行けるのは、どのスポーツでも数名でしょうが、東大なら毎年3000名合格できます。もっと幅を広げて、国公立大学なら毎年約10万人。同じ学年の生徒10人に1人は到達できるのです。 勉強で、「突き抜ける」のは、そんなに難しくありません・・・。


「親子げんか」って普通ですよ

2017年08月08日

 中高生のいる家庭では、「親子げんか」がよくあるようですね。

 

 「いつまでスマホしてるん? はよ、勉強したら? いつからするん?」

 

 「いまからしようと思うとったのに、そんなん言われたから、やる気なくなった。」

 

 

 

でも、これって普通ですよ。どの家庭でも。毎日顔を合わすお父さん、お母さんから、毎日のように言われたら、そりゃあ、喧嘩も勃発するでしょう。

 

ですが、塾では、そんな状況は想像できないのです。みんな、塾では真面目に勉強してますので。私が、「はよ、勉強せんか!」とか怒ることはないのです。みんな言わなくてもやってます(笑)。塾で、「勉強しなさい」って、塾生に言うことはないのです、みんな塾では、やってますので。

 

 ということで、「親子げんか」の解決策は、「塾に送って行くこと」です。それから後のことは、私にお任せください。そうするだけで、お父さん、お母さんのイライラはなくなり、お子さんの成績は向上しますよ。


折り返し地点

2017年08月07日

 今日は、台風の影響で休塾になりました。日程的には、夏期講習の折り返し地点でした。また、学校の夏休みもほぼ半分終わったというところです。

 

 前半戦を終わって感じるのは、部活や学校行事に積極的に参加している塾生が多いということです。受験生でもまだ部活がある塾生もいます。また、部活で朝から晩まで時間を取られている塾生も多いのです。かといって、彼ら彼女らが勉強が遅れているかと言うと、必ずしもそうではありません。時間がないからこそ、工夫して、そして集中して取り組んでいるように感じます。

 

 今週は、9日まで通常通り、自習室は開放しています。10日(木)、11日(金)は、朝から夕方までの開放です。お盆明けは、一気に時間が経過しますので、今週中に宿題は目処をつけておくべきです。いわゆる「大物」も・・・。


中学受験

2017年08月02日

 「中学受験」すべきかどうか?  (ここで言う「中学受験」とは、大都市圏の中高一貫難関私立中学受験 とします)

 

 いろんな弊害はあるかもしれませんが、学習内容的に考えたら、中学受験用の勉強をすることには賛成です。中学受験とはいえ、内容的には、中学校で習う内容もたくさんあるからです。特に、社会、理科は、公立中学で学習するレベルは超えています。また、数学では、方程式は使えませんが、図形などは、中学レベルを超えています。国語でも、文章読解問題は、中学校の問題よりも難しいです。

 

 ですから、小学生でありながら、中学校の勉強をしているのとほぼ同じような状況です。だから、合格して中学校の内容を学習しても理解は早いし、指導する側からすれば、授業の進度も速くできるし、レベル的に深いところまで指導できます。

 

 大都市圏の中高一貫校が大学受験で強いのは、これも理由の一つだと思います。


疲れない勉強?

2017年08月01日

 「勉強して疲れた~」 って感覚は大事です。

 

 それだけ頭を使ったってことですよね。逆に、疲れないくらいの勉強なら、それは今ある自分の力でこなしただけの勉強。今の力を引き上げる勉強ではないです。

 

 これは、部活でも同じでしょう。「疲れない部活」ってあるんでしょうか? あるかもしれませんけど、それは、緩い部活。楽しめる部活です。向上を目指してるなら、それなりに負荷をかける練習をしているはずですから、疲れるはずです。

 

 TOP進学教室の授業、指導は、「疲れる」系です。ですが、中3生、高3生を中心に、自ら自習室に残って勉強しています。自覚があるのでしょう、やらねばならないと。その自覚が、実は向上への源です。


再テストで合格、では効果なし

2017年07月31日

 中3生は、夏期講習中、「確認テスト」が何回かあります。事前に範囲指定してますので、勉強は十分にできるはずです。

合格制ですので、不合格の場合には、再テストになります。

 

 でも、「再テスト」で合格したのでは、全く効果がありません・・・。

 

 

 なぜか?

 

 

 1回テストをすれば、再テストではどんな問題が出るかは予想できるわけで、再テストで合格しても、テスト範囲全範囲が理解できていることにはなりません。やはり、1回目のテストで、範囲をすみずみまで勉強して、テストに合格するように勉強すべきです。

 

 今のところ、中3生の合格状況は非常に良いです。不合格者がほとんどいません。100点以外は不合格にしてるテストも多数あるのですけど・・。 この調子で!!!


高3模試

2017年07月30日

 今日は、高3生の模試でした。

 

 1日で、センターの模試をするので、約10時間の長丁場でした。お疲れ様でした。

 

 結果は、8月末にお渡しできる予定です。解説・解答を配布しましたので、すぐに復習です。見て納得するのではなく、もう一度解き直して、「解ける」状態まで持っていくのが「復習」です。


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