目標高く
2013年04月22日
土曜日にも記しましたが、中学生の中間テスト対策の「勉強会」申込みが相次いでいます。特に、中1生ですね。ヤル
気満々です。例年行なっている「テスト勉強ガイダンス」もありますので、まずは「何をいつからどうやって」学習するかを
知ってから、目標に向けて取り組んで欲しいと思います。目標は高く・・・。
さて、昨日の日曜日は、朝から研修で、金沢に行って来ました。金沢に行くのに、5時間半かかりました。途中、京都か
らのJRの特急「サンダーバード」が、湖西線強風の影響で、米原経由に経路を変更したこともあって、30分遅れました。
(家族で出かけたときには、地名の確認をするといいですよ。「ここは、兵庫県」とか、「山陽道を通っているよ」とか、そう
した地名を会話に出すと、地理が得意になります。地理が苦手な子って、そうした地名も知らないですし、県名も市町村
名も知らないことが多いです。先日高速のSAで、地図を見ながら子供に地名の説明をしているお父さんを何人か見かけ
ました。日頃からそうした会話が多いと、苦手にはなりません。これは、歴史とか公民もそうです。)
研修には、全国から塾長さんが来られていました。すごいスキルを持たれている塾長さんも多く、話をするだけでも多く
の収穫があります。今回は、午後1時からスタートしたのですが、なんと午前1時まで続きました(私は1時過ぎで退席。
まだその後も続いていたようです) 途中食事も挟んでいますが、延々と塾の話(指導内容とか方法など)です、みんな
真面目というか、真剣です。いかにすれば、理解力が上がり、成績が向上するか、定着するか? そうした話ですね。
最近、ほぼ毎回参加していますが、得られるものは多いです。早速、指導に活かしていきます。
ということで、金沢を朝9時過ぎに出て、高松に14時半に到着。それから塾に来ましたので、予定時刻の16時30分より
も前に塾を開けることができました。(いつもは13時~ですが)
では、問題です。「高松から金沢までJRで行きましたが、いくつの都道府県を通ったでしょうか?」 (というのも家族で
の会話に挟み込んでいくと、地理の知識は増えていきます。丸暗記よりも記憶には残りやすいでしょう・・・。)
場合分け
2013年04月20日
今日は、午後から、「中3選抜コース」の授業。その後、三木高コース、そして、夜の中学生、高校生の授業でした。
高校生の質問で多かったのが、「場合分け」。 その場に応じて、場合わけをするというのが、難しいところです。定型パタ
ーンはありますが、丸覚えをするのではなく、なぜ場合分けが必要なのかを考えることが大切です。今日、間違った問題
は、必ず解けるように復習して下さい。
中学生向けに、「勉強会」の案内を昨日郵送しましたが、早速、今日、申込みが数件ありました。「私の目標」ももちろん
添付されて・・・。目標というのは、心の中で思ってるだけではダメで、周りに宣言しちゃえば、実行できるものです。大々的
に宣言してください。
(三木中の「中間テスト」まで、あと1ヶ月です。)
差
2013年04月19日
高校生からの質問が多い。特に、新高1。質問が出ること自体、勉強に取り組めている証拠なので、構わないことだけ
ど、そろそろ高校の勉強の本気度に気づいてきた頃かな?
中学校では、みな同じ教科書で学習するので、それが当たり前だと思っている。しかし、高校では、学校ごとに使う教科
書が違うし、コースごとに違う場合もある。学習する内容のレベル差があることに気づくはずだ。
中学校時代には、学校の授業が分からない、なんて体験したことがなかったのに、高校になって気づいたら、分からな
いことだらけ、というのはありえる話。早急に理解できるところまで取り戻さないといけない。そのためには、日々の学習で
すね。部活とか、携帯とかに、気をとられるのではなく、まず何をメインにして取り組むかを考えなければならない。
大学進学を目指してるなら、何をメインにすべきかは決まってるはず・・・。
毎年のことですが・・・
2013年04月18日
新学年が始まって10日。学校の授業は遅々として進まない。修学旅行とか、ガイダンスとか、テストとか、そんな行事
の関係で、1回も授業をしていない教科もあるようだ。
中学校は、今年から3学期制に戻っているところも多いので、5月の中旬にテストがある。連休明けには、テスト発表。
出題範囲は狭いと思いがちだが、中2、中3は、全学年の3月の内容も出題されることがほとんどなので、いまからでも
テスト勉強はできる。いや、やらなければならない。今日の授業でも、中2、中3は、そうした範囲の総復習で、テスト対
策をやった。 連休前には、完成させたい。
高校の内容
2013年04月17日
新高1生が最初の苦悩です。部活をするかしないか、するとしたら何部に入るか? 勉強の時間はとれるのか? 予
想以上に進度が速いし、授業内容も高度・・・。
中学校とは違うのです。勉強内容も、進め方も・・・。 予習は重要です。高校の授業で、英語とか古典の予習ナシで授
業を受けたら、おそらくチンプンカンプンでしょう。予習で全部理解できることは少ないでしょうが、自分なりの解釈はしてお
かなければなりません。ここで手を抜くと、力はつきません。予習にしっかりと取り組んで欲しいものです。
目標が大学受験なのです。全国レベルの戦いです。それを想定して、日々の努力を続けなければなりません。自分の
周りがやってないから、やらなくてもいいのでは? と思うこともあるかもしれませんが、やってないのはあなたの周りだ
けかもしれませんよ。あなたのライバルは、入試当日まで姿を現しません。しかしながら、ライバルが今も存在することは
事実です。それを踏まえて、自分に厳しくすべきです。
失敗
2013年04月16日
「失敗」は、いけないことだろうか? 最近、たびたび考える。
「失敗」するよりも「成功」するほうが好ましいのは確か。だけど、「失敗」することから得られることもたくさんあるように思
う。特に、最近は、子供に関して、過保護になってる面もあるように感じる(スミマセン・・・)。失敗しないように、いろいろ策
を講じるのは構わないけど、成功体験しかないと、万一失敗したときのダメージが大きいように感じる。
自動車の教習所は、教官が助手席に乗って指導してくれ、最悪の場合には、ブレーキを踏んでくれるので、ちょっとは
安心。教官の言う通りにやっていれば、運転はできる。ただ、自分ひとりで運転するときにはそうはいかない。自分の判断
しか頼るものがない。その時に、過去の失敗体験があれば、「ここではこうじゃなくて、こうすればいい」などど、自分で考
えて行動できるはずである。(それを考えると、教習所内での教習時にわざと「失敗する」ことを教えてくれた教官がいたこ
とも納得できる。)
大きな失敗は困るけど、ちょっとの失敗から得られることは多いのではないだろうか? 失敗を恐れず、チャレンジして
成功しなかったとしても、得るものは大きいはずだし、次のチャレンジにもつながるはずである。チャレンジしての失敗は、
「失敗」ではないはず。
勉強でも同じ。「こうやって勉強してみよう。」「このやり方でやってみよう」と、自分で決めてチャレンジするのは大いに構
わない。成功しても、失敗しても、得るものは大きいはずだから。
本気度
2013年04月15日
「本気度」という表現が正しいかどうかは分からないけれど、「本気」の度合いは実は重要。
先日の中3生の「確認テスト」にしたって、事前に範囲も予告してあるし、その範囲から同じ問題を出題する、と予告してい
た。結果、100点をとった者もいれば、90点の者もいるし、80点の者もいた。この点数の差は、「本気度」の違いによる。
「塾のテストだから、学校の成績には関係ないし・・・」と思っているなら、合格は程遠い。学校の成績に直接は関係はない
けれど、成績の向上につながるようにテストは作っている。入試には役立つのである。1回1回の授業、いや1問1問の問
題にしたって、無駄はないのである。本気で取り組まないといけない。仮に、中途半端な気持ちで取り組んでいるようであ
れば、費用と時間の無駄なので、通塾するかしないかも含めて再検討の必要があると思う。いわゆる「お客さん」扱いはし
ないので、本気で通って欲しいし、本気で勉強して欲しい。「親から言われたので塾に通ってる」のは、最初はそうかもし
れないけれど、やはり途中からは自らの意思で通って欲しいものである。
今日も、ある高1生から自習の申し出があった。コースによっては、定期的に自習席を予約できるのだが、その申し出で
ある。私は、自習室の利用に関しては、強制的な利用はほとんどさせていない。あくまでも自主的な利用である。だから、
ほぼ毎日来るものもいれば、全く利用しないものもいる。あくまでも塾生自らの意思である。自ら来て勉強する塾生は、や
るべき学習内容が決まっているので、集中して学習している。だけど、そうでない(つまり、親に「来させられている」)塾生
は、学習内容が貧弱(?)である。漢字練習したり、単語練習したり・・・。こんなのは、休み時間とか、勉強の合間に短時
間で集中してやるべきものであって、1時間、2時間と集中して学習できる環境の中でやるべきものではない。私自身の
話になるけど、英単語を覚えることなど、すき間時間でしかやったことがない。通学の際の信号待ち(1分ありますよね)と
か、休み時間とか、授業中の面白くない雑談中とか・・・。
要は、本気でやれば、「確認テスト」で満点を取ることなんて誰でも可能。「本気」になってるかどうかである。
こんな塾生は過去にもほとんどいないけど、「今度までにこの宿題はできません」とか申し出ることがあったとしても、そ
れは、「できない」のではなく、「やろうと思っていない」「ヤル気がそもそもない」のである。 それと同じような表現として、
「できたらやってきます」というのもある。これもやってきた試しはほとんどない。同様に、補習に呼んだ時に、「来れたら来
ます」という返事は、期待していない。まず「来ない」から。
「やらされ勉強」ではなく、「自ら取り組む勉強」こそ、TOP進学教室が要求する勉強。大人になって、「あのときにもっと
勉強しとけば良かった」と思っても、そのときはもう遅い。やるべきは今である。若い今こそ、頭脳を鍛える、そのときであ
る。
地震
2013年04月13日
今朝の地震は驚きました。実は、その頃は、起きて新聞を読んでいたのですが、携帯のアラームが鳴って(後で、緊急
地震速報だと分かりました)、鳴るのとほぼ同時に揺れました。それだけ震源に近いということは分かりました。幸い、自宅
や塾では被害は全くありませんでしたが、震源近くでは、建物等の被害があるようです。災害はいつやってくるか分かりま
せんので、それに対する備えの必要性を改めて感じました。
今日の最初の授業は、「中3特別選抜コース」。宿題で地震の内容を出していましたので、初期微動継続時間と緊急地
震速報の関連性も話しました。このことは知っている塾生も多かったようです。授業では、「確認テスト」を3枚やりました。
宿題の確認です。前回のテストも返却しましたが、「確認テスト」で100点を取ることの重要性を話しました。不合格者
は、次回の授業の前か後に、「再テスト」です。
明日は、塾はお休みですが、やるべきことがたくさん・・・。来週は、中学校では家庭訪問、高校生は修学旅行など、高
松市やさぬき市の中学校では、修学旅行もあって、スケージュール変更が結構あります。毎年、4月・5月は、学校行事
であまり授業がすすみません。ですから、中3生は、「診断テスト」用の勉強をしっかりとやっておきましょう。
知識
2013年04月12日
中1生の社会のワークに載ってる「小学校の復習」。 これがかなり難しいようだ。小学校で習ってなくはないが、きちん
と覚えていないので、思うように解けない。小学校のときには、そこまで細かいところまで覚えていなくても、学校のテスト
はどうにかなる。ところが、中学校のテストはそうはいかない。社会なんて、範囲が広いときには、100問近い問題があ
る。覚えていないと解けないのである。というか、問題を見た瞬間に書き始めないと終わらない・・・。 「テストで時間がな
かった・・・」という言い訳をする場合もあるけど、それは事前の練習不足。覚える努力をしないといけない。
覚えるのは、テスト直前では間に合わない。それに、1回覚えたものを永久に覚えているかというと、そんな人はいな
い。忘れてしまう。だからこそ、繰り返す必要がある。テスト勉強は早いにこしたことはない。遅くても2週間前には、始め
るべき。
三木中生の皆さん、テスト勉強の開始日は分かりましたね?
「自分に合わせる」?
2013年04月11日
よくある表現ですが、「自分にピッタリ」とか、「自分に合わせる」、というような指導は、最初は必要と思いますが、最後ま
でピッタリ合う指導をしていると、成績が合格レベルに到達しないことがあります。もちろんそれは、生徒に合わせすぎな
わけで、生徒が分かる範囲だけで指導をするからです。合格するには、今の成績レベルよりもちょっと難しい問題に取り
組むことが必要なわけで、自分に合わせるのではなく、「合格レベル」に合わせた学習、指導をするべきです。
ただ、受験を経験したことがない生徒には、その「合格レベル」が分からないことがほとんどです。ですから、その先導
役、伴奏者として、塾なり、予備校を利用すればいいと思うのです。
指導していて感じるのは、自分よりもちょっとレベルの高い問題に出くわしたときに、頑張って取り組もうとする生徒と、諦
めの早い生徒がいることです。「諦めの早い」というのも2パターンあって、解こうとする気力がない場合と、早く答えを教
えて欲しいという場合です。気力がないのは問題外ですが、答えを早く知ろうとするのもちょっと注意が必要です。
テストなり、入試では、制限時間内で、自力で解かなければなりません。ですから、分からない問題に出くわしたときに
最初から答えを与える指導をしていると、それが習慣化してしまいます。考えることが減ってしまいます。ですので、TOP
進学教室では、(不親切のように思われるかもしれませんが) 最初からすべての解答は示しません。自分で解けるとこ
ろまで行けば、自力で解いてもらいます。そうした指導に辛抱できるかどうかです。成績が向上するか、否かは・・・。
中学生までは、過去問なり、対策問題なり、そうした練習を積めば、成績は向上します。ただ、高校はそれは通用しませ
ん。自ら考えることがもっともっと要求されます。ですから、TOP進学教室では、高校生になったときに困らないように、配
慮しながら指導をしています。目先のことだけではなく、先を見据えた指導をしています。