塾長の授業日誌

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テスト発表

2012年06月06日

 三木中学校のテスト発表は、明日。でも、一部の学年はテスト範囲表をもらったようだ。事前の予想通り、前学年の最

後の内容からの出題もある。すでに、プレテスト、確認テストも実施済み。あとは、学校教材などを中心に完璧にするの

み。範囲が狭いテストなのだから、問題を見た瞬間に答えが出るようにしておかなければならない。そのためには、反復

が重要。ただ単に見るのではなく、解きなおす。「見て分かる」ということと、「解いてできる」ということは違うのです。TOP

進学教室の中学生の指導スタイルは、個別演習型。実戦力強化型です。問題を解く量は多いです。というか問題演習が

メイン。だて、テストでは問題が解けるかどうかを試されるわけですから。 「分かっているか」どうかではなく、「解ける」か

どうかです。

 

 今日は、高校生の質問も大量にありました。三木高校生ですね。1年生は、「中学校のテスト勉強と同じ」と考えがちで

すが、問題のレベルと内容が違います。油断しないように。

 この週末も休まず営業中です。自習室も混んでますが、時間帯によってはまだ空席あります。


暗記

2012年06月05日

 中学生には、英語の教科書本文の暗唱と英訳を課している。去年と比べると、本文が長くなっているので、大変かもし

れないが、いずれは覚えないといけない表現がたくさん詰まっているのが教科書本文であるから、頑張って覚えて欲し

い。当然、丸暗記は駄目だが、暗記というものは、ある程度は割り切ってやらないといけない。覚えてしまえば、英語の表

現なんかすぐに出てくるようになるし、英作なんかもすらすら書ける。構文的なものは覚えないとできない。

 

 もっと簡単に言えば、九九ですかね。確かに、計算の意味を考えながらやるというのがいいのかもしれませんが、計算

するときに、「9×9は・・・・・・」って考えながらやる人なんていないですよね。「くくはちじゅういち」で、終わりですよね。小2

の時に、段ごとにテストがあったのを私は今でも覚えています。必死に覚えました。

 

 英語もそんなもんです。単語にしたって、構文にしたって、英作にしたって、覚えないといけないわけです。もちろん、覚

え方のコツはありますが、最終目標は暗記です。暗記せずして、向上は望めないと思います。

 

 大変だからといってあきらめるのは簡単です。ですが、いまあきらめるとその先はもっと大変です。であるなら、今少し

の頑張りをしたほうがいいのではないでしょうか?


高校総体

2012年06月01日

 明日から、高校生は「総体」ですね。このために一生懸命に練習してきたわけですから、頑張って欲しいと思います。そ

のせいか、明日あさっては自習が高校生は少なめ。中学生は、テスト前ですので、多めです。

 

 中1生は、小学校の時とは違うという、テストの状況が分かってきたようで、自習室でも真剣に学習に取り組めていま

す。「分かる」⇒「できる」への進歩が絶対必要ですからね。


差がつくのは・・・

2012年05月31日

 昨日の記事とも関連しますが、差がつくのは「基本問題」です。難問は間違える人も多いので、差がついているようで実

は差がついていないのです。

 

 中3の「診断テスト」の数学を例に挙げれば、最後の証明問題が解けなくても、そんな生徒は少なからずいます。でも、

問1の1問目が間違っている生徒はほとんどいないと思います。ですから、もしその問題で間違えると、差がつきます。

 

 どんなテストでも大切なのは、基本問題は絶対にとるということです。そうすれば、その問題については、他の生徒に

「負ける」ことはありません。同点ですね。 まずはそこで同じ位置にたたなければなりません。それで、他の問題での実

力勝負に持ち込めるわけです。基本問題でミスるのは、自滅行為ですので、避けなければなりません。

 

 よく「見直しをしろ」といいますが、実は見直しをしても自分のミスには気づかないことが多いものです。他人のミスには

気づきやすいですが。  ですから、見直すことを最初から考えずに、1問1問その場で確実に解いていくという解法もあり

ます。私はどちらかというとこのタイプでした。

 

 中3生の「診断テスト」まであと1週間足らず。自己ベストを更新しよう! まずは、基本をパーフェクトに!!!


模試返却

2012年05月30日

 「香統模試」の成績表が返ってきたので、今日から順次塾生に返却開始。ただ単に返すだけでなく、答案1枚1枚に目を

通しながらの返却なので、休み時間だけでは返しきれないので、授業終了後も使って返しました。

 

 難しい問題ができているのに、基本問題で落としている場合があり、注意しました。点数をたくさん取りにいかなければ

ならないので、難しい問題に時間がかかり、見直しができなかった、などの言い訳もありましたが、本番では通用しませ

ん。合格するのは、高い点数を獲得した者です。いくら難問が解けても、合計得点が低ければ意味がありません。

 

 本番で大成功するように、必ず総評を読んで、答案の確認をし、解き直しをしておこう。


前進あるのみ

2012年05月29日

 中学生の教科書が今年4月から新しくなり、分厚くなりました。その分、学習内容も増え、難しくなっています。恐らく、学

校の宿題も増えていることでしょうし、その宿題の内容も難しくなっていることと思います。

 

 「宿題が多い・・・」みたいな愚痴も家庭では多くなっているかもしれませんが、理解を進めるためには必要なことです。

手を抜いて取り組めば、その影響はすぐに成績に表れてきます。ですから、手を抜かず地道に取り組むことが結局は大

きな力になります。

 

 「中間テスト」が近づいています。出題範囲をくまなく勉強すれば、定期テストは点数が取れるはずです。やみくもに、

「予想問題」とか「過去問」に頼るのではなく、範囲をすみずみまで勉強することが結局は大きな力になります。TOP進学

教室が目指しているのは、そういう力の習得です。その習得ができれば、範囲の広いテストも大丈夫になります。

 

 よくお問い合わせで、「定期テストは順位がいんですけど、診断テストは悪いんです」というような話を聞きますが、それ

は、日頃の勉強の取り組み方を間違っているからです。安易に結果だけを求めてはいないでしょうか?  範囲の広いテ

ストでは、暗記だけでは太刀打ちできません。考える力も必要です。

 

 5月も残り僅かですが、TOP進学教室は、自力で考える力の養成に前進するのみです。 


暗記

2012年05月28日

 中学生は、教科書本文のテストをしています。去年と比べると、1回あたりの分量も増え、英文の難易度も上がっていま

す。確かに、易しくないとは思いますが、一旦暗記してしまえば、テストではスラスラ書けるはずですし、後々の「診断テス

ト」や「入試」では、楽になるのです。というのは、「診断テスト」や「入試」では、中学校で習った教科書に載っている表現

を用いた問題がよく出題されるからです。

 

 よく出題され、間違いの多いのは、

 What  color  are  you  looking  for ?   「何色のをお探しですか」

  ですね。

 

 よくある間違いは、

 What  are  you  looking   for  color ?

  です。  color  の位置が違いますね。

 

 

 こんなのは覚えていれば、間違うこともない問題です。覚えていないから考えるわけです。それで間違う。

 

 もったいなくないですか?

 

 中学生の皆さんは、教科書を習ったときに、きちんと教科書本文を覚えるべきです。1回当たりはそんなに量は多くない

はずです。覚えてなくて、入試直前に覚えるよりかは・・・。

 

 塾生の皆さんは、理解できているとは思いますが、手を抜かず自分のために学習を続けましょう。誰のためでもない、

自分のためです。


運動会

2012年05月26日

 今日は、三木中学校の運動会でした。そのため、中3の「選抜コース」の授業は、振替休業日の28日(月)午後1時から

に変更しました。

 

 ということで、本来ならばあるべき授業がなくなったわけですが、その間は、生徒面談です。特に、高校生は、進路の相

談が多いですので。私の方針としては、「第一志望を貫き通す」というのがあり、それを踏まえて指示をします。ですから、

「なぜその大学が第一志望なのか?」というのは、重要視して、深く聞きます。単に、「近いから」とか「レベル的に自分に

あってるから」というのは感心しません。

 

 「近く」ても、就職はどうするのか、大都市へ出て行くならそれなりに就職活動費も必要です。それなら、最初から大都

市へ出て行くのはどうなのか、費用はいくらかかるか、・・・・などという話になります。「レベルが自分にあっているから」と

いうのは要注意です。人間誰しも危険よりは安全を好むとは思いますが、「レベルが自分に合っている」のは、現時点ま

たは過去の時点であって、入試を受けるときに「合っている」かどうかは分かりません。安全志向は分からなくもないです

が、これから先に向けても、「自分に合っている」レベルにするための努力は必要なわけです。

 

 そうした面談等が今後も続きます。夏休みまでは、高校生全員と面談をやっていきます。その間に保護者面談もありま

す。一人ひとりに合わせて、アドバイスを進めていきます。


要注意

2012年05月25日

 高校1年生は、先行して今年から、数学と理科の教科書が新しくなっています。ということは、参考書や問題集も新しく

なっています。

 

 書店に行ってみましたが、すでに「数Ⅱ」の参考書が並んでいました。これは「新課程」用、つまり現高1生向けの物で

す。すぐ近くには、「数Ⅱ」(旧課程用・高2高3向け)が並んでいました。

 

 表紙にはきちんと表示はされていますが、間違って購入されないように・・・。「新課程」か「旧課程」かの区別を!

 

 「数Ⅰ」や「数A」も、新旧両方並んでいます。 よく分からないときは、店員さんに尋ねることをおすすめします。


なぜ?

2012年05月24日

 同じ時間勉強していても、結果として出てくる成績は個々に違います。

 

 その違いの出るのは、「なぜ?」 の差です。

 

 成績の良い場合には、「なぜそうなるのか?」というところまで学習を進めています。質問も「なぜこうなるんですか?」

「ここまでは分かりますが、ここから先が分かりません。」という質問です。 一方、そうでないほうの質問は、単に「分かり

ません。」というだけです。

 

 この違いお分かりでしょうか?

 

単に「分かりません。」という質問の仕方は、「すべてを教えてもらおう」という気持ちがあると私は判断します。その方が

「楽」だからでしょう。一方、「なぜこうなるんですか?」「ここまでは分かりますが、ここから先が分かりません。」という質

問のほうは、その質問が出てくるまでの労力が想像できます。そこまでは考えてきて、そこから先は前に進めなかったの

です。それで、そこを突破するための質問ですね。これは評価できますし、力にもなります。

 

 「教えてもらったほうが楽」かもしれませんが、そういうのは力にならないことが多いですね。苦労して理解したほうが身

につくように私は思います。

 

 話はずれますが、私は数十年前のある一日をはっきりと覚えています。それは、私が幼稚園児のときでした。私は、幼

稚園は、本園と分園のある幼稚園に通っていました。通常は、分園に通い、どのくらいの頻度だったかは覚えていません

がたまに本園に通うときがありました。日々、分園には歩いて通っていました。30分以上かかっていたと思います。道草

だらけでしたので。たまに行く本園は、親が送っていくか、分園に通常通り通園後、みんな揃って路線バスで向かってい

ました。 そんなある日のこと、いつもどおり、歩いて分園に行ったのですが、幼稚園が開いていません。先生も来ませ

ん。私と同じような園児が数名いました。 田舎の幼稚園ですので、周りに家はあっても大人は見る限り外にはいないの

です。その数名がとった行動は、何でしょう?

 

 

 「歩いて本園まで行く」

 

ことでした。2kmくらいはあったと思います。しかも、5歳とか6歳です。普段は歩いて本園まで通ったことがありません。

でも、ある一人が言いました。

 

 「オレ、道知っとる。」

 

その彼の後を、数名は歩いてついていきました。今から考えれば、一本道で曲がるところもないのですが、そのときは歩

いていきながら、いろいろ考えていたのを未だに覚えています。  普段であれば、通るはずのない園児が、幼稚園が始

まっている時間帯に数名で歩いているのはおかしいのですが、なぜかそのときは大人に話しかけられることもありません

でした。

 

こうした苦労してたどりついた(多分1時間はかかったと思います)のは、はっきりと覚えているのですが、親に送ってもら

って本園に行ったときの記憶は全くありません。

 (ちなみに、その日は、本園に通園する日で、親が送っていかなければならない日でしたが、連絡が徹底してなかったようでした)

 

 

これとは全く同じとはいえないと思いますが、苦労したことは記憶に残っていることが多いです。

 

「なぜ?」を大切にしてください。


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