塾長の授業日誌

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自己推薦入試④

2011年02月05日

 問題点はたくさんある。

 まず、高校側の負担。おそらく高校入試の担当は、高3の担当があてがわれているところが多いのではないかと思う。国公立大学の入試に向けて、対策課外を行なっている高校も多い。また、自習に出向く高3生も多い。が、「自己推薦入試」中は、2日間それが不能になる。以前も、職業系の高校では、推薦入試の時には、学校が休みになっていたが、いまは、普通科系の高校もふくめて恐らくすべて休校にしているはず。高校側の負担も、準備、面接、採点、合否判定と膨大。特に、普通科系の高校では、一般入試と同じくらい煩雑になってるはず。

 そして、中学校側。願書作成事務等が膨大になっている。私立の出願、、公立一般入試だけでも大変と思うけど、さらに、自己推薦。しかも、受験者の半分以上は、不合格になる。以前の学校推薦なら、絞れたはずなので、今よりは負担は小さかった。でも、今や・・・。

 そして、受験生の負担。自己推薦入試で合格する可能性は、普通科系の高校では低い。ということは、不合格者が大量に出る。それで、本来なら一般入試で合格するはずの受験生も自信を失うことも考えられる。であれば、「自己推薦入試」を受けずに、一般入試に向けて、勉強していたほうが、学力的にも、精神的にもずっと良い。でも、やはり可能性があるならチャレンジしてみたくなるのは、誰でも考えること。だから、こぞって出願することになってしまい、倍率が上がる・・・。

自己推薦入試③

2011年02月04日

 昨日の訂正。高松桜井と三木高の国語は問題が異なっていました。お詫びします。

 ちなみに、高松桜井の国語と、高松東の国語は同じ問題。社会、理科は、この3日間で紹介した高校はすべて同じ問題。高松東の数学、英語は他の高校と異なり、易しめ。

 こんなことを書かないといけないのは、「総合問題」は各高校により異なり(実際には何パターンから選択して構成されているので、数校調べれば、だいたい全容は分かる)、新聞等には公表されていない。出版社も、需要が少ないと判断してか、あるいは、公表されていないからか、過去問集の発売はしていないようだ。

 こうしたことにも関係するが、自己推薦入試には、大きな問題がある。

自己推薦入試②

2011年02月03日

 「総合問題」で、高松桜井の問題は、三木高と同じ。ちなみに、三木高では、文理科も総合学科も同じ問題。

 「自己推薦入試」の「総合問題」を3年分みてきたが、結局は、理・社・国・数・英の5教科分の問題になっている。あれを「総合問題」というのかどうかは疑問だと思うが、逆に言うと対策は立てやすい。

自己推薦入試①

2011年02月02日

 今日現在の情報。

 「総合問題」は、高松高、高松一高は同じ問題。三木高は、数学のみ別問題。

 高松高、一高の証明問題は、高校で学習する定理を使えば解きやすい。円周角が等しいから、弦の長さが等しい、とやると減点されると思う。三木高の数学は、授業でも取り上げた問題で、初めの問題は典型的問題で問題集とかにもよく載っている。2つめの問題は、面積が等しいということを正直に使って解くよりも、三角形の面積が四角形の2倍、と考えて解く方が速い。いずれでも、入試対策コースでは何回も演習している問題。三木高の数学は、解きやすかったはずだ。

2月スタート

2011年02月01日

 今日から2月。高校3年生は、「家庭学習」期間スタート。ということで、毎年2月になると、高3生は昼間から塾にやってくるようになる。午前中は学校で勉強するように、と伝えてある。昼間は塾で、夜は家庭で、とのサイクルを確立するように指示。


 同じ場所で集中して学習できればそれでいいいが、気分転換も必要とのことで、例年そう指示している。


 さて、明日は、公立高校の自己推薦入試。今日は授業の欠席者もいたが、無理に来なくてもいいと伝えた。体調が一番・・・。

1月も終わり

2011年01月31日

 早くも今年の1月が終わってしまった。大晦日に特訓授業をしてからもう1ヶ月経過・・・。

 今年の1月は大変寒かった。昨日も昼過ぎに、雪が舞い、屋根や車は、一時的に真っ白になった。また、社会的には、鳥インフルエンザ、噴火なども起こっている。穏やかではない1月だったが、明日2月からは、私立大学入試が本格化する。

 大学受験生が受験に臨むためもあって、自習室は空席の見られる日も出てきた。高2生は、今がチャンス。受験生モードに切り替えるのは今。さあ、自習室で勉強を始めるべきだ。

高校生模試

2011年01月30日

 今日は、高1・高2の模試。

 部活での欠席者はやむをえないので、後日振替受験。

 入試まであと1年、2年となったけど、思ってるよりか時間の経過するのは速い。今日受験したテストの結果が返却されてから、動き始めるのではなく、今日から、動き始めなければならない。

 自分の周りだけを見ているだけでは、大学入試には勝てない。ライバルは全国にいる。それに早く気づき、動き始めたものが勝つ。まずは、日々の学習時間を増やすことだ。

自習

2011年01月29日

 今日は土曜日。昨年の夏休み明け以降、自習室を利用する塾生は増えていたが、冬期講習以降希望者が多くなった。そして、多分今日がピーク。来週には、公立高校の推薦入試もあり、私立大学の本格的な入試も始まり、特に高校生は入試に出かけるので、自習室に来られなくなる。


 そのせいか、今日はいつもにも増して、集中して学習に取り組めていたようだ。


 また、今日から中1・中2生の「テスト対策勉強会」もスタートで、大混雑。でも、やり始めたら、みんな集中。頼もしい限りです・・・。



奨学金

2011年01月28日

 高3生の中には、推薦入試ですでに合格を決めているものの、一般入試時に行われる奨学金入試(奨学金の給付を受けることができるかを判断する試験)を受験するものも複数名いる。なかなか親孝行なわけで、それを聞いたとき感心した。

 合格したあとは、入学までの期間遊んでしまう高3生はいるとは思うけど、ずっと頑張って勉強を続けている。是非とも、奨学金入試に合格してもらいたいものだ。

最適の問題集

2011年01月27日

 受験生であるないにかかわらず、よく聞かれる質問。

 「何かいい問題集はないですか?」


 これは非常に返答が難しい質問。その生徒の理解状況によって、「いい」問題集が違うからである。だから、その塾生の理解状況、到達目標を踏まえて、アドバイスしている。ある塾生にアドバイスしたことを、その本人が友達に話したとしても、そのアドバイスは当てはまらない。塾生ごとにアドバイスは異なるのである。


 ちょっと話はずれるが、塾でやってる問題集のほうが、学校で使ってる問題集よりも優れている、という考えの方もいらっしゃるが、必ずしもそうではない。学校教材の中にも優れたものは多くあって、まずはそちらを勉強するように進めるものも多い。また、中には、学校用と塾用に両方出版している出版社もあるが、表紙が違うだけで、中身は全く同じものもあるのである。


 

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