日々の学習に勝るものなし
2022年10月05日
これまで書いてきたことからも分かると思いますが、TOP進学教室は、日々の継続した学習を最も重視しています。テスト前の学習はもちろん必要ですし、大切ですが、日々の継続した学習があって初めて成果が出ます。
普段あまり勉強せずに、テスト前に集中して勉強して成果が出ることもあります。特に、小学校、中学校なら、そうした勉強でどうにかなる場合もあります。ですが、国公立大、難関私大を目指す高校においては、そのような勉強では、授業についていくことすらできないでしょう。
ですから、小学生、中学生の時から、日々の継続した学習の重要性を説いています。小中の段階で、日々の継続した学習に取り組めるようになっていれば、高校生になっても、それを継続すればいいのです。
いわゆるトップ高の高校生でも、日々の学習が十分ではない人はそれなりにいますので、継続した学習をしているだけでも優位に立てるのです。
常識力(2)
2022年10月04日
日々の指導から感じる「常識力」の重要さ。
昨日書いた内容以外にも、具体的な例はたくさんあるのですが、それはまた後日。
では、その「常識力」は、いつ身につくのか、身につけることができるのか?
私は、
「小学生の頃」
と思っています。
昨日の例で言えば、紙パックの品物を目にするのは、まずは、スーパーやドラッグストア、コンビニなどのお店。保護者の方と一緒に買い物に行った際に、値札のPOPにも「1000㎖」などど容量も記されているものも多いですから、目にする機会も多いです。もちろん、商品そのものを手にして選ぶことも多いでしょうから、さらに目にする機会も増えます。
また、自動車の制限速度。これも、自動車に乗っている時には、車内のスピードメーターも見えますし、また、車内から標識も見やすいでしょう。
買い物に一緒に行ったり、昼間に自動車に乗ったりするのは、中高生に比べたら、小学生が多いと思います。中高生の場合、自動車に乗ってもスマホばかり見ていたり、夕方から夜間に乗る機会も多く、外も見えずらかったりするでしょう。
また、小学生の頃がいろんなことに興味関心もあって、より知識を吸収しやすいのではないかと思います。日々の授業で、小学生と会話してると、学校の先生が授業でこんなことを話していた、と詳しく説明してくれることもあります。よくこんなに事細かに覚えてるなあ~、というくらい覚えてるんですよ。
常識力を高めるために、いろいろな場所に連れていってあげたり、いろいろな体験をさせてあげたり、また、家庭内においても、いろいろな会話をするだけでも、効果はあります。それができるのは、時間的にも小学生の頃かなと思います。
常識力(1)
2022年10月03日
「常識力」って表現の仕方が最適かどうか、よく分かりませんが、日頃の生活から実感できる「常識」というのは、学習面でかなり重要です。
例えば、「1ℓは、何㎖か?」
変換の公式を覚えていれば、答はすぐに出ますが、例えば、「紙パックの牛乳パックとか、1ℓのペットボトル」をよく見ると、内容量の欄に、1,000mlと書いてあります。また、コンビニや自販機で売っている普通サイズのペットボトルは、500mlです。
というようなことを日常生活から知っていれば、公式的なものよりも、より身近で忘れないと思います。
「1m=100cm」は、まず間違えないと思います。それは、自身の身長で考えれば分かるからです。もし、それを間違えたとしたら、単に公式を丸暗記しようとしている悪い例です。日常生活と結び付けた方が覚えやすいし、分かりやすいです。
「1㎝=10㎜」も、ものさしで実感できますから、公式として覚える必要はないでしょう。
同様に、塾への送迎時に乗ってくる自動車。制限速度があります。通行する道路によって異なりますが、時速40㎞とか、時速50㎞、時速60㎞くらいでしょうか? 道路標識にも表示されてますし、道路面にも表記あります。分速に直すと、だいたい分速600m~分速1㎞です。1分で、だいたい600m~1㎞進むということです。その速度のまま止まらずに進んだ場合ですが。
算数や数学の問題で、速さを答える文章題があります。その際に、問題を解いた結果、「自転車の分速が、分速2500m」って答えたとしましょう。
でも、これは、ありえない話です。時速に直したら、時速150km。「これは、間違ってるな。」と気づけるはずですね。
テスト前のみの指導はしていません
2022年09月29日
たまにお問い合わせを頂きますが、新規生を対象とした、テスト前のみの「定期テスト対策授業」みたいな講座は設定しておりません。そもそも、満席や満席に近い状態が多いので、受け入れられないというのもありますが、指導方針として、日々の継続した学習を重視していますので、それと相反するからです。
テスト前だけ勉強するのではなく、日々継続して学習に取り組めば、「定期テスト」は楽にクリアできます。
「中間テスト」終了
2022年09月28日
中学生の「中間テスト」は、今日終了しました。
テスト終わってすぐの今日の中学生の授業は、欠席なく全員受講でした。当然のことですが、テスト期間中も、テストを理由にした欠席というのは、ありません。
もちろん、学習内容はどんどん進めていきます。中3生を例にあげれば、今日1日だけで、
英語: 間接疑問文、現在分詞、過去分詞
数学: 相似の初めから証明まで
を終えた塾生も多々います。2時間ちょっとで、このくらいは学習することが可能です。要点を説明しただけではなく、問題演習もかなり進めることができました。これも、「個別演習型指導」で個々の実力に合わせて指導できるからです。
また、中1生の数学でも、「方程式」の最初から入って、等式の性質を用いた解法、移項を用いた解法、小数・分数の方程式の解法、文章題の立式 まで1時間ちょっとで進みました。「個別演習型指導」では、周りに合わせる必要はないので、一気にどんどん進めることができるからです。
ただ単に話を聞いて分かったつもりになるのではなく、自分の力で解き進めていきますので、解けるようになったことを塾生自身でも実感できるはずです。
高校生(成績上位者)のスマホ
2022年09月22日
高校生の休憩時間の様子を観察していると、スマホの使用方法に特徴があります。
授業時間外には、塾内通路でのスマホの使用は認めています。要は、休憩時間ですね。
成績上位者の場合、おそらくスマホは携帯しているのだと思いますが、まず取り出すことすらしません。
たまに、お迎えの連絡でスマホを操作してることはありますが、すぐに終わります。10秒とか、長くても30秒程度。長時間触っていることはありません。
まあ、勉強をするために来て、集中できる空間にいるわけですから、本来の目的に為に時間を使うのは当然のことです。スマホの使用について、私が何か注意するなどの必要もありません。
高松高校生、高松一高生の朝勉
2022年09月21日
三木町やさぬき市から、高松高校、高松一高に通学すると、片道1時間程度かかります。往復なら2時間。高松中心部に住んでいる人と比べたら、通学時間で毎日1時間以上差があります。その分だけ、家庭学習に取り組める時間は減ります。
ですから、その差を埋めるべく工夫は必要な訳です。
高松高校生、高松一高生の塾生に、日々の学習内容(時間帯、教材など)を記録してもらっていますが、朝に勉強時間がかなりあります。それも7時台、8時台。
つまり、それは通学時です。電車の中、または待ち時間を使って勉強しています。これは、毎年そうです。そうでもしないと、日々の勉強時間の確保は難しいですから。
時間確保が難しい中、みんな工夫できています。
10時間超え
2022年09月20日
昨日は、台風接近の為、休塾でした。
交通機関も動かず、商業施設もほぼ休み、また不要不急の外出は避けるように、との指示もありました。
ということは、自宅学習になるわけですが、毎日の勉強時間、内容を報告してもらっている高3生の状況をチェックしてみると、家庭学習は、ほぼ10時間超え。
時間をかければいい、というわけではありませんが、やはり勉強量も大事です。
特に、休日には、やはり10時間くらいはやってほしいです。
というのも、「共通テスト」は、午前9時半から始まって、午後6時頃まで試験が続きます。もちろん、受験科目が少ない場合には、それよりも短いですが、多くの受験生は朝から夕方まで続きます。それが、2日連続です。
ずっと試験時間という訳ではなく、途中休憩時間や昼食時間もありますが、やはり「入試」という緊張感は8~9時間くらいは続くわけです。
ですから、日頃から、そのくらいの時間、勉強に取り組むことによって、長時間の入試に備えておく必要があります。それを、実行できるのは、休日しかありません。
この週末も3連休です。実行できる日です。
(ちなみに、現在の高1生の「共通テスト」受験時から「情報」(60分)の受験科目が加わります。また、国語は80分⇒90分、数学②は60分⇒70分 となりますので、入試問題を解く時間は今までよりも長くなります。また、現高1生が受験する新課程版の「共通テスト」の「地理歴史」「公民」「数学」「情報」の「試作問題」は、2022年11月9日頃に公表される予定です)
19日(月)は休塾です
2022年09月18日
台風接近の為、19日(月)は休塾です。
授業、自習室利用、サテライン受講、勉強会参加等、すべて中止とさせていただきます。
(塾生保護者宛には、メール連絡済みです)
100点で満足?
2022年09月15日
テストで100点を取ることは、素晴らしいことです。ミスもしなかったということでもあります。
ですが、それで満足してもいいのでしょうか?
もし、他校の同じ学年の生徒が、そのテストを受けたら100点はもっとたくさん出るかもしれません。自分と同じ得点力を持った人はたくさんいるということです。
校内で1位を取ったとしても、「校内1位」はどの学校にも存在する訳です。例えば、高松高校の1年生なら、中学校時代に「校内1位」を取ったことのある生徒は数十名はいます。いや、100人以上はいるかもしれません。いつも、同じ人が1位とは限りませんので。
ですから、校内1位で満足すべきではないですし、100点取って満足、といいうのはもちろんありえないことです。