「高校で教えてもらってません・・・」
2024年08月22日
高校生の学習のメインは、まず、高校で学習した内容の完全理解であると考えています。
教科書、指定問題集、参考書を、高校の授業に沿って予習復習すれば、そんなに困ることはないですし、定期テストもラクラク突破できるはずです。
まあ、定期テストレベルは、そのくらいの学習でいいのですが、それを超えるレベル、つまり、模試や入試に出るレベル、になると、それ+αの学習が必要になってきます。
そうしたレベルの問題にぶち当たると、
「高校で教えてもらってません・・・」
と、質問に来る塾生もたまにいます。
確かに、その問題の解法は教えてもらっていないのかもしれませんが、既習内容ですから、まずは、自分の力で、教科書や参考書を調べたり、考えたりすることが必要です。高校の授業では、中学校の時みたいに、すべてを丁寧に教えてくれる訳ではありません。時間的な制約もありますし。
ですから、「教えてくれるまで待つ」のではなく、「自分で勉強する」取り組みが重要です。
TOP進学教室では、中学生の時から「個別演習型指導」を採り入れていて、自分で考えることを重視しています。「丁寧に教えてもらう」ことは楽ですが、その楽な分だけ、自分で考える力は弱くなります。「個別演習型指導」を長く経験しているほど、高校生になってからの、成績の伸長度が大きくなります。最近では、京都大学、大阪大学、広島大学、医学部等に合格した塾生は、中1から通塾していました(中には、小学校からの通塾生もいます)。
積極的に自ら勉強する習慣を身に付けるには、早い方がいいのです。
解けて当たり前の問題を100%確実に正解する
2024年08月21日
高得点を維持するには、応用問題を解けるようにすることも重要ですが、もっと重要なのは、
「解けて当たり前の問題を、100%確実に正解する」
ことです。
高校入試で、高松高校や高松一高を目指す場合には、他の受験生も各教科40点以上は取ってくるわけですから、ミスは致命傷になりかねません。誰もが解ける問題を、自分だけミスすれば、確実に差が開きます。授業中によく言いますが、誰もが解ける問題を確実に正解すれば、負けることはない、と。
解けて当たり前の問題を確実に正解することは、絶対に必要です。
そういう問題をミスするのは、やはり油断だと思います。解けて当たり前レベルだから、解く際にも注意力が散漫になりがちですし、見直しも十分にできていない可能性があります。易しい問題こそ、手を抜かずに解くべきです。
「国語読解解法の奥義」受講者の感想②
2024年08月20日
昨日に引き続き、「国語読解解法の奥義」受講者の感想の一部を紹介します。
なお、奥義に該当する部分は・・・で省略しています
・「今までテストで文章問題と向き合ってもどこをどう探すとよいかが分かっていなかったので、正直適当に書いていた部分もあったけれど、この授業で解き方が分かったので、テストに活かしていきたいと思いました。『診断テスト』は見たことのない問題が出るけれど、原則を覚えておけば、スラスラ解けるのではないかと思いました。」
・「今まで具体的な国語の授業をしたことがなかったので、知らなかったことをたくさん知ることができました。記述では・・・・・・・が一番役に立つと思いました。そして、気持ちを聞かれた場合には、・・・・・・・・・・・と答えればよいことが分かりました。」
・「いろいろなルールを知ったことは良かったです。いろいろなルールを知ったうえで、良いなと思ったのは『記述』です。特に、「記述』は国語の問題を見ると、とばしてしまうことが多くて、この授業で一歩成長することができた気がします。」
・「思っていたより短く感じた。授業を受けた後では、以前よりも問題が解きやすい感じがした。・・・・・を意識して解くようにしたい。自分の・・・・・・・ように解くことを意識したい。」
授業では、記述問題の解法を教え、記述問題にもチャレンジしてもらいましたが、苦手とする中学生が多いと思われる『記述』問題を、全員が書けました。もちろん、全員の解答が模範解答というわけではありませんが、それに近い解答を書けていました。
お盆明けから、講義で指導した解法が実際に使えているかを個別授業で確認していますが、解法を意識して解けています。いろいろな問題にチャレンジしてもらい、解答の精度を上げていきます。
「国語読解解法の奥義」受講者の感想①
2024年08月19日
中学生対象の「国語読解解法の奥義」受講者の感想の一部を紹介します。
なお、奥義に該当する部分は・・・で省略しています
・ 「国語の文章を読むときのコツを今日学んで、自分は今まで読むのが非効率的だったと思いました。例えば、指示語の内容を探すときに、かなり前の方から読み返していましたが、・・・・・に答があるのだと学びました。このような新しい発見が今日はたくさんありました。新しい発見ということは、今まではできていなかったということなので、今日学んだことを使って、問題を効率よく理解し、素早く解けるようにします。」
・「今まで僕は4時間も続けて国語の勉強をしたことは一度もありませんでしたが、今回教えてもらえたことはとても役に立ちそうでした。想像していた複雑なルールとは違い、・・・・・ただそれだけのルールで、覚えるのも非常に簡単そうでした。いつも国語に対して抱いていたとても大きな嫌悪感が少し小さくなったように感じました。けっこうズバっと書いてくれたので、迷いなく理解することができました。」
・「もっと早く今日学んだことを知りたかった。4時間も苦手な国語の勉強をするのは嫌だったけど、意外にすぐに終わった。少し楽しかった。めっちゃ賢くなった気分になった。」
・「国語の大原則が、自分の思う大原則と全く違って驚いた。・・・・の問題は、・・・・・・を使ってみると、これまでの自分が何だったのかと思うほどに簡単に解けるように感じた。」
・「初めは『4時間もできるかな?』と思っていたけれど、意外と早く時間が進み集中できた。今まで記述問題を書くとき、たまに・・・・・・・・・・・・けど、・・・・だけで簡単に解くことができた。今まで書き抜きで・・・・・・・が、1回で見つけることができた。」
②へ続きます。
「夏期講習」終了
2024年08月09日
TOP進学教室の「夏期講習」は、本日で終了しました。
一部コースは、お盆明けも継続して、「夏期講習」内容の指導を継続します。
お盆明けからは、「8月度」の授業があります。
高校生は、8月末の「校内実力テスト」に向けて、また、中学生は9月の「中間テスト」に向けて指導していきます。もちろん、中3生は9月初旬の「診断テスト」対策も継続して指導します。
明日10日(土)は、中学生対象の「国語読解解法の奥義」の授業があります。今年も満席です。
世の中が「お盆休み」モードに入りつつありますが、中3、高3受験生は、それに完全に流されてしまってはいけません。「お盆休み」をしなければならないわけでもないですし、「お盆休み」なく働いている方もたくさんいます。ちょっと勉強の手を緩めたいから、自分で勝手に「お盆休み」モードにしたい気持ちは分からなくもないですが、見えないライバルは全国にたくさんいます。
受験までの日数(入試日)が決まっているのですから、ライバルよりも先行して取り組む必要はあります。
受験生の皆さんは、オリンピック、お盆休みに流されることなく、継続して取り組んで欲しいです。
とはいえ、家族の行事(お墓参りとか旅行とか親族訪問とか)がある場合には、参加した方がいいですね。家族の対話も増えますし、リフレッシュもできますので。
お盆明け以降の「8月度」授業からの受講生も募集しています。コースにより、満席の場合もありますので、まずはお問い合わせください。こちらから
教えてもらうだけでは伸びない
2024年08月08日
「成績が良くなかったから塾へ」
そういうきっかけで通塾する人も多いはずです。
ですが、「なぜ成績が良くなかった」のか、原因は考えたでしょうか?
私が思うに、一番の原因は、
「勉強不足」です。
「勉強したけど、思うように成績が伸びなかった」という場合もあると思いますが、それは勉強の中身がよくなかったことが多く、勉強のやり方、内容を変えれば、改善することも多いです。
ですが、「勉強不足」は、そもそも勉強時間が不足しているのですから、勉強の中身も重要でしょうけど、「勉強時間」の確保が必要です。
TOP進学教室の高校部は、一斉授業は行っていません。個々の状況に応じて、指導する内容は変えて、指示をしています。
高校の課題が思うように進められていないから成績が低迷している場合には、その課題を重点的に取り組む指導を、
指定された教材を家庭学習で取り組めていない場合には、自力で取り組めるようまずは塾の授業時間内で、その教材を用いた指導を、
学校教材を自力で終えることができている場合には、それ+αの教材を、
家でなかなか取り組めない場合には、自習室での学習を支援する指導を、・・・
個々に変えて指導しています。
そうした指導で、「勉強不足」は多少改善されるかもしれませんが、塾で勉強できる時間は、しれています。やはり、家庭でどれだけ取り組めるかにかかっています。家庭で出来ないのであれば、自習室等で勉強するのでも構いませんが、そうした自ら取り組む勉強をしなければ、伸びることはないでしょう。
いわゆる、「自学力」というのは、必要になってきます。
塾で教えてもらう内容が増えれば増えるほど、家庭学習の時間も増やさなければなりません。塾で教えてもらってるから大丈夫、って考える高校生もいるかもしれませんが、それは間違いです。
受験生は昼間の時間の使い方が大切!
2024年07月31日
夏期講習が始まって、10日経過。そして、7月も今日で終了。
夏期講習では、中3生は、13時~スタート。 高3生は、個々に異なりますが、それでも、午後の早い時間にスタートしています。
それは、生活リズムを夜型にしないため。朝から勉強して、塾での学習も昼間。勉強の時間帯を深夜に持ち込まないようにするためです。
そうした事情もあって、逆に夜の時間帯は、自習室はすいています。これは、良い傾向です。
もちろん、部活がある中3生、高3生で昼間に来れない場合には、夜の時間帯に振り替えて受講していますが、これも部活を引退するまでの間だけです。
先日も書きましたが、午前中、そして、午後の早い時間に勉強をしておくと、一日の時間を有効活用できます。
夏期講習1週間経過
2024年07月26日
「夏期講習」開講から1週間経過しました。
中学生は、県総体やコンクール等に参加する塾生も多く、中3生を中心に振替受講が多くなっています。また、高校生は、高校での課外がある塾生も多く、時間的に、自習室に来れない場合も多いようです。
ですので、この最初の1週間は、自習室も混んでいることは少なかったです。これは、例年通りです。
そして、来週からお盆までの間が、一番混雑する期間です。中学生の県総体も終わり、高校の課外も終了し、時間に余裕が出てくる分、自習室に来る塾生も増えます。
中学生には、オープンスクール、高校生にはオープンキャンパスに参加するように促しているので、日によっては混雑していない日もあるでしょうが、予約が賢明です。
今日から夏期講習!
2024年07月20日
今日から「夏期講習」がスタートしました。
初日ということもあって、「中3特別選抜コース」では、受講生への指示が多く、ちょっとバタバタしましたが、授業回数を重ねるにつれて、スムーズに取り組めるようになっていきます。
部活がまだある中3生は、振替受講できるようにしています。来週までは、振替も多そうですが、部活、勉強共に頑張ってほしいと思います。
高3生は、学校の課外もあるようですが、課外が終わってから自習に来るように計画を立てている塾生も多いです。中には、7~8時間頑張る予定の塾生もいます。
受験生にとっては、夏休みが勝負ですので、静かで集中できる学習環境を整えています!
【夏期講習】 自習室利用できます
2024年07月19日
塾生保護者面談、高校生の塾生面談、新規受講希望者の面談が今日で一旦終了しました。
受験生保護者の方々のお話で多かったのが、「夏休みに家で集中して勉強できるのか不安・・・」というものでした。
確かに、自宅ではスマホ、睡眠、ゲーム等、誘惑も多々あり、それを断ち切って勉強するのはなかなか難しいかもしれません。
自制が効くなら大丈夫ですが、それが難しいなら、他人を意識できる場所で勉強するのも一つの方法です。私は、自習室での学習を勧めています。誘惑はありませんし、他の受験生が勉強している姿も見え、より集中して学習に取り組めるはずです。昨年度の高3生も多数、夏期講習中に自習室で学習していました。
夏休みが7月20日から8月31日までとして、43日間。一日あたり10時間勉強したとして、
10時間×43日=430時間
勉強できます(高校によっては、夏休みがもっと短かったり、課外があったりする場合もありますが…)。
9月以降にこれだけの勉強時間を確保するのはなかなか難しいです。なぜなら、学校が始まったら、日々の宿題があり、予習復習、提出物、そして定期テスト。そのための勉強時間も必要です。
ですが、夏休みには、そうしたものを考慮することなく、自分の実力を伸ばすための勉強ができるのです(もちろん、夏休みの宿題はあるでしょうが)。 苦手な科目の復習や、教科書の再確認、英単語等の集中暗記など、日々の勉強時間ではなかなかやりにくい勉強が、夏休みにはできます。
自習室は静かです。私語は厳禁です。真に勉強したい人向けの自習室です。
座席は事前予約制ですので、当日空いているかどうかを気にすることなく、利用できます。