実は、ず~っと入試は変わっていない
2021年04月16日
「入試はず~っと変わっていない」って、言うと反論されると思います。
「傾向は変わっているじゃないか」
「出題の範囲は変わっているじゃないか」
はい、確かにそうです。それは認めます。
ですが、そうした点が変わってはいますが、変わっていない点があります。
それは、
「自分の頭で考えて答えを導く」
ということです。
当たり前すぎることですが、これは、ずーっと変わってません。
問題の傾向が変わっても、出題範囲が変わっても、入試では、自分一人の力で解かなければなりません。これは、変わってないですよね?
ですから、TOP進学教室では、自らの頭で考えて答えを導き出す「個別演習型指導」をしています。横にず~っとついて教える指導とか、答を教えてしまう一斉指導とかは、しないのです。まずは、自分の頭で考えてもらいます。当然分からないことは教えます。ですが、最初から、考えること、調べることもしないで、質問することは認めていません。
まぁ、厳しいと思われるかもしれませんが、入試では他人の力は借りれないのですから、普段から練習は必要なのです。
2時間ちょっとの授業時間は、自らの頭で考えますから、疲れることもあるとは思うのですが、体験授業では、今年も「楽しかった」という感想をたくさんいただきました。基本的に私が面白いことをしゃべることはないので、勉強の「楽しさ」が体感できたものだと捉えています。
高1生は、今が肝心
2021年04月15日
高1生は、入学してから1週間。
授業も始まって、部活も見学して、友達もできて、一番楽しい時かもしれません。ですが、それに伴って、疲れが出たり、スマホに熱中してしまって睡眠時間が短くなったり、というのが出てくるのも今の時期。
高校の授業も1巡すれば、どんどん先に進んでいきます。それも今の時期。
私は、高校1年生は、夏休みまでが勝負、といつも言っていますけど、それは本当です。
夏休みまでに、高校生としての生活リズムがほぼ固まってしまうからですね。朝起きて、何時に家を出て、部活が何時に終わって、帰宅して、何時から勉強するか、そして何時に寝るか、これは夏休みまでにほぼ決まります。
このリズムが上手くいくと、部活も勉強にも頑張れます。ですが、部活で疲れすぎてしまって、また、スマホに熱中してしまいすぎて、勉強が思うようにいかない、となると、それを修正するのは、なかなか難しいのです。
ですから、高1生の皆さんは、今が肝心です。自分の生活を振り返ってください。
「見えてるライバル」と「見えてないライバル」
2021年04月14日
「周りの友達は、まだあんまり勉強やってない」
って話を高校生から聞くことがありますが、それは自分の周りだけですね。それが全国の全高校生に当てはまるかというと違います。
大学入試では、自分の周りにいる「見えてるライバル」よりも、全国にいる「見えていないライバル」の方が格段に多くいます。そして、「見えてないライバル」がどれだけ勉強してるのかは、分かりません。分かるのは、入試の結果が出たときです。自分が勝つか、負けるか。
もちろん、勝ちたいはずですから、日頃から、「見えていないライバル」を意識して勉強に取り組むべきですね。そして、模試の成績で自分の位置を確認する、これの反復です。
「見えていないライバル」を意識するのは、なかなか難しいかもしれませんが、やはり重要なことと覆います。
英語の教科書改訂(中学生)
2021年04月13日
中学生の教科書は、4月から改訂されています。
影響が大きいのは、英語です。
中2の場合、習っていないのに「新教科書」では既習扱いになっている項目がいくつかあります。例えば、be動詞の過去形。
「旧教科書」では、中2で学習していましたが、「新教科書」では中1で学習します。ということで、現中2生は、「旧教科書(中1)」「新教科書(中2)」と学習を進めても、be動詞の過去形を文法的に学習する単元がないことになります。それでは困りますので、be動詞の過去形をプリント等を用いて、学校では補っています。
未習なのに既習扱いになっている文法項目が、中2生は、実は6項目もあります。
中3生の場合にも、同様の状況が生じていて、未習なのに既習扱いになっている文法項目が7項目もあります。
ですので、今年の中2、中3生については、教科書だけではなく、授業中に用いたプリントなどの内容もテストに必出です。高得点をとるには、英文法の問題を解けるようにしておくことが大切です。
また、中1生については、教科書レベルが一気に引き上げられていますので、例年のような英語の初歩からの授業ではありません。小学校英語を身につけているものとして授業が進みます。もちろん、5月の「中間テスト」もそれに準じた問題になりますので、例年のような易しい問題ではないはずです。
名門模試
2021年04月03日
4月1日と2日に、中学生には「名門模試」を受験してもらいました。全国の名門公立高校合格を目指して勉強に励んでいるライバルたちと戦うことができます。日比谷、横浜翠嵐、浦和などなど東大の合格実績でも最近事績を伸ばしてきつつある高校を目指しているライバルと競えるのです。
現実に、この名門模試を受験したTOP進学教室の塾生からも、京都大学、大阪大学といった難関大学に合格もしているのです。やはり、中学生の時から、県内だけではなく、全国レベルで競うことの重要性を感じています。
3か月ほど前の「中3名門模試」では、全国10位以内に2名ランクインしています。今年もそれ以上にランクインできるように、指導を行います。
自習室
2021年04月02日
新規入塾生の保護者の方と面談していて、よく言われることがあります。
「玄関のところに靴はたくさんあったんですけど、生徒さんは今、中にいらっしゃるんですか? 静かですよね」
通路を歩いてくると、自習室の席は見えないようになってるので、そう感じられるのも当然なのですが、もちろん塾内に生徒はいます。勉強中です。勉強してるのだから、静かなのです。
その時だけ、たまたま静かなのではなくて、ず~っと静かです。しゃべたりすると、勉強してる人の迷惑になりますからね。誰もしゃべりません。塾内に入って席に着いたら、勉強モード。
静かな環境で勉強したい人には、最適の場所です。
高松高、高松一高に通学する際には・・・
2021年04月01日
「高校学習セミナー」で、毎年塾生に話すことですが、高松高校、高松一高に通学する際に留意しておいてほしいことがあります。
それは、時間の使い方です。
三木町、さぬき市から高松高校、高松一高に通学するには、ドアツードアで片道1時間かかると思います(自宅と駅までの道のりによって異なりますが)。朝夕で計2時間です。
市内中心部の紫雲や桜町校区だと、自転車で10分程度くらいでしょう。高校近辺に住んでいる生徒と比べたら、通学時間でかなりのハンデがあるのです。部活が終わって自宅に着くのが18時過ぎか、19時過ぎか、というくらい違ってきます。朝もそうですね。
ということは、家庭学習に使える時間も違ってきます。
ですから、三木町、さぬき市から通う場合には、そこを認識しておく必要があります。仮に1日に3時間勉強してめいいっぱいだとしても、市内中心部の友達はまだ1時間半や2時間はできるはずですから。
じゃあどうするか?
やはり、無駄時間をなくすしかないですね。無意識のうちにスマホ触り始めていつの間にか時間が経ってるとか、夕食後ウトウトしてしまって気づいたら時間が経過していたとか、そういうのはできればなくした方がいいですね。眠いならさっさと寝てしまって、朝起きて勉強するのも一つの方法です。また、移動時間の電車の中で、勉強するのも一つの方法です。もちろん、電車の中で寝る、というのもありです。睡眠時間を確保するため、ですね。
朝夕の2時間の時間の使い方を工夫してみてください。
「春期講習」終了
2021年03月31日
今日で、「春期講習」が終了しました。「中3特別選抜コース」は、一部日程がまだありますが、他の学年、コースは終了しました。
それに伴い、入塾相談等の面談時間も取れるようになっています。
4月2日(金)、3日(土)、7日(水)は、まだ面談の空きがありますので、ご希望の場合には、必ず事前にご連絡お願いします。予約なしの場合には、お待ちいただく場合が多くなっています。
スマホ・部活・疲れ
2021年03月30日
スマホ・部活・疲れ
私は、この3つが勉強を阻害する三大要因と思っています。特に、高校生です。
まず、スマホですが、私は使用推進派です。これほどの「文明の利器」は上手く使うべきです。写真も撮れるし、連絡手段にもなり、勉強もできます。その他パソコンと同じことができる訳ですから、使用すべきです。ただし、遊び・楽しみの手段にもなりえます。自分の部屋に持ち運んだり、学校にも持っていけたりしますから、手軽でいつでも使えるところが便利でもあり、手放せないわけですね。それで、スマホに熱中してしまって、勉強が後回しになってしまう、よく聞く話です。
そして、部活。部活に入ること自体は推奨しています。運動系でも文科系でも、自分の好きなことに打ち込めることは大事なことだと思いますし、交友関係も広がりますから。ただ、これもまた、度が過ぎると、勉強の妨げになってしまうのですね。活動時間が長い、休日が少ない、帰りが遅い・・・、このような点ですね。自分で調整できるのならいいのですが、集団で取り組んでいる部活では思うようにならない場合も多いようです。
これら2つと関連がありますけど、部活で疲れる、スマホ長時間やってて睡眠時間が短くなって疲れ気味、通学時間が長くて疲れる、など「疲れ」も三大要因の一つになっています。
「疲れ」は慣れてくると大丈夫なものもありますが、やはり、その原因を取り除くことが大事かと思っています。
これら三大要因を一気に解消するには難しいでしょうが、まずは一つのことからでも対処していくことが必要に思います。
高校受験数学は、定期テストとは違う
2021年03月29日
毎年、9月10月になって、新規の中3生の方から
「『診断テスト』の数学の点数が伸びませんが、どうにか指導をお願いできませんか?」
というご連絡があります。1件ではなく、毎年複数件。
で、点数が伸びない原因は、恐らく「定期テスト」の点数に満足して、「定期テスト」向けの解法の暗記メインの勉強をしているから、です。
そのやり方でも、型にはまった問題は解けますが、そうではない問題が解きにくくなるのです。「診断テスト」は、その類の問題が一定数あるので、そこで点が伸び悩むのですね。
そのような状態にならないように、新中3塾生には、毎年、「春期講習」から受験数学の基礎から徹底的に指導しています。春からやっておけば、入試までに1年ありますから、そうした問題にも対応できる得点力が身につきます。
秋口からそれをやろうとすると、かなり短期間でやらないといけないので、かなり大変です。
そういう事情もあって、先程のような秋口からのお問い合わせの場合には、お断りする場合もあります。
数学に不安のある場合には、早めに手を打たれた方がいいかと思います。